吉本武雄
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吉本 武雄(よしもと たけお、男性、1902年 - 没年不明)は、日本のプロボクサー。元上海王者。現役時の体格は103lbs(46.7kg)。第2次世界大戦前の日本人ボクサーとしては珍しく、日本のみならず、中国やアメリカでも試合を行った。
来歴
[編集]1902年に生まれる。1922年に渡辺勇次郎経営の日本拳闘倶楽部に入門。その3年後の1925年に、上海から来たフィリピン人選手と共に、上海に渡る。 その時に、田中禎之助含む数人の日本人選手も同行した。上海で6戦5勝1敗(8戦7勝1敗という説もある)の戦績を残し、1926年5月に上海王者として日本に帰国。
参考出典
[編集]- 「読者の指定席」『ボクシング・ワールド』2008年6月号・108頁、ベストセラーズ、2008年6月20日
- 郡司信夫「ボクシング百年」、時事通信社、昭和51年7月20日