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吉川眞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉川 眞(よしかわ しん)は、日本の都市工学者大阪工業大学名誉教授。工学修士カリフォルニア大学UCLA)・工学博士(大阪大学)。元土木学会景観・デザイン委員会委員。元地理情報システム学会会長。

専門は、都市工学/景観工学環境デザイン測量学地理情報システム(GIS)[1][2]

経歴

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1974年大阪大学工学部環境工学科卒業。1976年大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻修士課程修了。1978年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)建築・都市計画大学院修士課程修了。 その後、大阪大学工学部環境工学科講師を経て、工学博士(大阪大学)[3]。 1993年大阪工業大学工学部土木工学科に着任。1999年同学科教授。2002年同学部都市デザイン工学科教授[4][5]。2018年大阪工業大学名誉教授

大阪工業大学工学部(土木工学科・都市デザイン工学科)にて25年の長きに渡り教鞭を執り、特に都市工学/景観工学、地理情報システム(GIS)の研究育成に貢献した[6]。また、国土交通省国土地理院から測量地図に関する普及・啓発に顕著な功績があったとして「平成30年度“測量の日”における功労者感謝状」を授与している[7]

主なテクニカルアドバイザー

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著書

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  • 「設計とその表現」(共著、鹿島出版会1990)
  • GISソースブック」(共著、古今書院1996)
  • 阪神・淡路大震災調査報告建築編-6 火災/情報システム」(共著、日本建築学会1998)
  • ジオインフォマティックス入門」(共編著、理工図書2002)
  • 地理情報科学辞典」(共著、朝倉書店2004)
  • 建設情報の利活用」(共著、工学社2004)
  • 「基礎からわかるGIS」(共編著、森北出版2005)

主な研究

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指導する都市デザイン工学科研究室学生が地理情報システム学会で大会優秀発表賞を複数受賞している(2005年から2010年まで6年連続)[11]

都市工学/景観工学の対外啓蒙活動として、関西大学先端科学技術シンポジウム2019での招待講演(テーマ:新しいツールが生み出す地理空間情報の活用)[12]や、近畿地区産学官連携協議会主催(国土地理院近畿地方測量部後援)「関西G空間フォーラム2019」で基調講演(テーマ:地理空間情報の展開~私的な関わりの中で~)を行っている[2]

脚注

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