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吉富薬品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉富薬品株式会社
Yoshitomiyakuhin Corporation
本社は田辺三菱製薬の本社ビル内に入居していた
本社は田辺三菱製薬の本社ビル内に入居していた
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 吉富、ヨシトミ
本社所在地 日本の旗 日本
541-8505
大阪府大阪市中央区道修町三丁目2番10号
(田辺三菱製薬株式会社 本社ビル内)
設立 2000年平成12年)4月1日
廃止 2024年令和6年)4月1日
田辺三菱製薬に吸収合併[1]
業種 医薬品卸売業
法人番号 6120001085717 ウィキデータを編集
事業内容 医療用医薬品のプロモーション販売会社
代表者 代表取締役社長 中川真一
資本金 3億8500万円
純利益 11億6200万円
(2023年3月期)[2]
総資産 33億5400万円
(2023年3月期)[2]
従業員数 160名
決算期 3月末日
主要株主 田辺三菱製薬株式会社 100%
外部リンク 吉富薬品株式会社
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吉富薬品株式会社(よしとみやくひん、英文Yoshitomiyakuhin Corporation)は、かつて存在した医療用医薬品を販売する企業で、田辺三菱製薬完全子会社であった。

概要

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かつて存在した武田薬品工業の関連会社「吉富製薬」の精神科医薬品事業本部の流れを汲む企業である。

吉富製薬は、1998年平成10年)4月1日のミドリ十字との合併以降、幾度かの合併・再編を経ているが、精神科の処方箋医薬品における「ヨシトミ」のネームバリューが強く、「吉富」の名はなお残っていた。

田辺三菱製薬の子会社となった後も精神科領域製品のプロモーション活動は引き続き吉富薬品が担い続けてきたが、田辺三菱製薬への吸収合併後は同社の営業本部内に新設予定の「精神科領域部」(仮称)に吉富薬品の機能を移す。また、全員が田辺三菱製薬からの出向者となっている吉富薬品の従業員についても今回の吸収合併に伴って出向を解除し、今後、適材適所に配置する予定としている[3]

親会社である田辺三菱製薬以外で製造された薬品(特に精神科の薬)についても、プロモーション提携の形で販売等に携わる商品が存在した。合併発表時点では、これらの製品の取り扱いは今後の製造販売元企業との調整になるとしていた[3]。このうちレクサプロ(製造販売元:持田製薬)については合併後も田辺三菱製薬がプロモーション提携を続ける[4]ことになったが、ニプロと同社の100%子会社であるニプロESファーマ(旧・田辺製薬販売)が販売するジェネリック医薬品のプロモーション提携[注釈 1]については合併前日の2024年3月31日をもって終了した[5]

企業理念は「精神科医療の真のパートナーをめざして」であった。

沿革

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事業所一覧

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2024年(令和6年)3月31日時点
  • 本社
  • 営業本部
    • 〒541-8505 - 大阪府大阪市中央区道修町三丁目2番10号

営業部

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  • 東日本営業部
  • 中日本営業部
  • 西日本営業部

脚注

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注釈

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  1. ^ 精神科医薬品は製品名に「ヨシトミ」が入り、新薬同様にプロモーション提携も行われていた。

出典

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  1. ^ a b c 完全子会社の吸収合併に関するお知らせ”. 田辺三菱製薬株式会社. 2023年10月5日閲覧。
  2. ^ a b 吉富薬品株式会社 第42期決算公告
  3. ^ a b c 田辺三菱製薬 完全子会社の吉富薬品を24年3月末を目途に吸収合併 さらなる生産性向上目指す”. ミクスオンライン (2023年10月5日). 2024年4月6日閲覧。
  4. ^ 医療用医薬品の添付文書情報 - レクサプロ錠10mg/レクサプロ錠20mg 2024年4月改訂(第6版)”. 医薬品医療機器総合機構. 2024年4月8日閲覧。
  5. ^ 吉富薬品 ニプロ、ニプロESファーマとの契約満了に伴い6成分39品目のプロモーションを3月31日で終了”. ミクスオンライン (2024年1月16日). 2024年4月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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