吉士赤鳩
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記録
[編集]『日本書紀』巻第十九にのみ現れる人物である。
欽明天皇31年(570年)4月、越国に漂着し、7月に近江国までやってきた高句麗の使節を迎えるべく[1]、許勢臣猿(こせ の おみ さる)とともに、
とあるのみである。この使節団は、この後、山背国の高楲の館(こまひのむろつみ)に迎え入れられて、東漢坂上子麻呂らによって守護された、という[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『日本書紀 三』岩波書店〈岩波文庫〉、1994年。
- 宇治谷孟 訳『日本書紀 全現代語訳 下』講談社〈講談社学術文庫〉、1988年。
- 坂本太郎、平野邦雄 編『日本古代氏族人名辞典』吉川弘文館、1990年。ISBN 4642022430。
- 佐伯有清 編『日本古代氏族事典』雄山閣、2015年。
- 加藤謙吉『渡来氏族の謎』祥伝社〈祥伝社新書〉、2017年。