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吉原大二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉原 大二郎
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1978-12-24) 1978年12月24日(45歳)
出身地 八王子市

吉原大二郎(よしはら だいじろう、1978年12月24日[1] - )は、日本のレーシングドライバー東京都八王子市出身[1]

主にドリフト走行を得意とし、現在はアメリカフォーミュラ・ドリフト(フォーミュラD)シリーズに参戦している。アメリカでは「Dai Yoshihara」と表記及び呼称されることが多い。

略歴

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2003年にアメリカで初開催されたD1グランプリ戦でデビュー[1]2004年にアメリカでフォーミュラDがスタートすると初年度よりフル参戦しており、常に上位争いを展開している。

フォーミュラDでは当初日産・シルビア(S13型)を用い、2007年には同じくシルビアのS15型に乗り換えるなど「シルビア使い」のイメージが強かったが、2008年に移籍でポンティアックワークスドライバーとなり、ポンティアック・GTO(タイヤはブリヂストン)を駆っていた。

ポンティアックの親会社であるゼネラルモーターズ(GM)の経営不振に伴い、ポンティアックブランド自体が消滅することとなったため、2009年はチームをファルケンタイヤに移籍し、マシンもレクサス・IS350に乗り換えたものの、フォーミュラDで初めてシリーズランキング2桁に低迷するなど大不振に陥る。このため2010年はマシンをかつて操っていたシルビアの兄弟車・240SX(S13型)に戻したところ、シリーズ2勝を挙げるなど復活。2011年も引き続き240SXでシリーズに参戦し、参戦8年目にして待望のシリーズチャンピオンを獲得した。

2014年からはマシンをV8仕様のスバルBRZに乗り換えてフォーミュラDに参戦し続けるが、2021年の最終戦を最後にフォーミュラDから引退した。

2019年からパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦し、2020年にはアンリミテッドクラスで優勝している。

戦績

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  • 2003年 - D1グランプリUSA:ベスト16
  • 2004年 - フォーミュラD:シリーズ2位
  • 2005年
    • フォーミュラD:シリーズ5位
    • D1グランプリUSA:ベスト16
  • 2006年
    • フォーミュラD:シリーズ5位(1勝)
    • D1グランプリUSA:ベスト16
  • 2007年 - フォーミュラD:シリーズ3位[2](2勝)
  • 2008年
  • 2009年 - フォーミュラD:シリーズ11位
  • 2010年 - フォーミュラD:シリーズ4位[2](2勝)
  • 2011年 - フォーミュラD:シリーズチャンピオン[2](2勝)
  • 2012年 - フォーミュラD:シリーズ7位
  • 2013年 - フォーミュラD:シリーズ11位(1勝)
  • 2014年 - フォーミュラD:シリーズ18位
  • 2015年 - フォーミュラD:シリーズ22位
  • 2016年 - フォーミュラD:シリーズ6位
  • 2017年 - フォーミュラD:シリーズ6位
  • 2018年 - フォーミュラD:シリーズ10位
  • 2019年 - フォーミュラD:シリーズ9位
  • 2020年 - フォーミュラD:シリーズ12位
  • 2021年 - フォーミュラD:シリーズ17位

ロードレース・タイムアタック戦績

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  • パイクスピークインターナショナルヒルクライム
    • 2019年 - リタイア
    • 2020年 - アンリミテッドクラス優勝
    • 2021年 - リタイア
    • 2022年 - エキシビジョンクラス準優勝
  • サンダーヒル25時間耐久レース - 2013年
    • E3クラス3位
  • サンダーヒル25時間耐久レース - 2021年
    • E0クラス優勝
  • MotoIQパシフィックチューナーカーチャンピオンシップ – 2011年
    • シリーズ優勝
  • スーパーラップバトル
    • 2006年 - ドリフトクラス優勝
    • 2010年 - ストリートRWDクラス優勝
    • 2014年 - アンリミテッドFWDクラス優勝
    • 2015年 - アンリミテッドFWDクラス優勝(コースレコード更新)
    • 2016年 - アンリミテッドFWDクラス3位
    • 2017年 - アンリミテッドFWDクラス3位
    • 2018年 - リミテッドFWDクラス3位
    • 2019年 - 総合優勝, アンリミテッドRWDクラス優勝
    • 2021年 - アンリミテッドRWDクラス準優勝
    • 2022年 - アンリミテッドRWDクラス準優勝
  • ジムカーナグリッド
    • 2010年 - FRクラス優勝

ドリフト審査員

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  • プロフェッショナルドリフトシリーズ審査員
  • フォーミュラードリフトアジア : マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシア
  • フォーミュラードリフトジャパン
  • グッドイヤーインターナショナルドリフトシリーズ : タイ
  • レッドブルカーパークドリフト : アラブ首長国連邦

インストラクター

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  • インターナショナルドリフトアカデミー  – 2011年
  • ドリームレーシング 2014年〜
  • LAラッシュアワーラリー 2013年〜
  • ポルシェエクスペリエンスセンターロサンゼルス 2016年〜
  • SOCALドライバーズクラブ 2020年〜

コマーシャル、TVスタント等

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  • EA Games, “Need For Speed” – 2007年
  • Spike TV, “1000 Ways To Die” – 2009年
  • ファルケンタイヤ – 2009年
  • 三菱, "ランサー Evo SE Viral video” – 2010年
  • Road & Track ”車両テスト” – 2010年
  • Mini/BMW USA, “Mini CM” – 2011年
  • ファルケンタイヤ, “Azenis CM” – 2011年
  • 北米日産, “Juke CM” – 2011年
  • ファルケンタイヤ, “Azenis CM” – 2013年
  • Mini/BMW USA, “Mini CM” – 2014年
  • Nikon, “D810 CM” – 2014年
  • BMW, “BMW M235i CM” – 2014年
  • キャデラック中国, “ATS-L CM” – 2014年
  • BigBang,”ミュージックビデオ” – 2015年
  • トヨタ,”Prius CM” – 2016年
  • レクサス,”RC F CM” – 2016年
  • Acura,”NSX CM” – 2016年
  • BMW,”M4CS CM” – 2017年
  • Need For Speed China,”NFS CM” – 2017年
  • スバル,”60周年記念ビデオ” – 2018年
  • Samsung,”Myemojiオンラインビデオ” – 2018年
  • Top Gear,”オンラインコンテンツ” – 2018年
  • レクサス,”UX CM” – 2018年
  • Jeep,”TV CM” – 2019年
  • スズキ,”Online CM” – 2019年
  • レクサス,”TV CM” – 2020年
  • レクサス,”TV CM” – 2022年
  • ホンダ,”CR-V CM” – 2022年
  • レクサス,”RX CM” – 2022年

関連項目

[編集]

脚注

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外部リンク

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