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吉再

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉再
各種表記
ハングル 길재
漢字 吉再
発音: キル・ジェ
RR式 Gil Jae
MR式 Kil Chae
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吉 再(キル・ジェ、길재、1353年) - 1419年)は、高麗末期の文臣。は再父。は冶隠、金烏山人、諡号は文節公。本貫海平吉氏

人物

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吉再の書

李穡(牧隠)、鄭夢周(圃隠)、権近の門人で朱子学を修め、前二者と並び「三隠」と称された。成均館博士となり教育に専心し、門下注書に至ったが、老母の奉養のため致仕し、帰郷した。李朝成立後は、再三の招命を固辞し、慶尚道善山で後進の指導にあたった。門人の金叔滋から金宗直金宏弼朝鮮語版趙光祖につながる士林派の学統が成立した。著書に「冶隠集」がある。

李朝時代の清廉潔白な官吏として「淸白吏」218人のうちの一人に選ばれている。

参考文献

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  • 「集英社世界文学大事典」 集英社 1997
  • 「世界大百科事典」平凡社 2007