合同海上部隊
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オーストラリア |
合同海上部隊(ごうどうかいじょうぶたい、Combined Maritime Forces、CMF)は、運用・指揮の分野における多国間連携作戦の調整を提供するため、2002年2月にアメリカ中央軍・アメリカ中央海軍の隷下に埋め込まれる形で設立された、中東・アフリカ・南アジアの交通過多な海域(紅海・ペルシア湾・アデン湾・オマーン湾・アラビア海・インド洋を含む)における対海賊・対テロ作戦(海上阻止行動や海上治安活動)を実施して民間海運に保安・警備を提供する、国際的な海軍のパートナーシップである[1]。
CMFの要員や艦船は、33ヶ国から拠出され、以下の3つの主要な部隊に編成されている。
- 第150合同任務部隊(CTF-150) - 海上治安活動(海上阻止行動)・対テロ作戦[2][3]
- 第151合同任務部隊(CTF-151) - 対海賊作戦(ソマリア沖の海賊)[4][5]
- CTF-151が運用するオーシャン・シールド作戦には、北大西洋条約機構が第1常設NATO海洋グループとして参加している他、中国人民解放軍海軍(江凱型フリゲート526番艦「温州」)など他の国々も参加している。
- 第152合同任務部隊(CTF-152) - ペルシア湾内の海上治安活動協力[6]
他に廃止されたものとして、第158合同任務部隊などがある。