古野清之
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古野清之 | |
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生誕 |
1939年6月2日(85歳) 日本・長崎県 |
出身校 |
長崎県立長崎東高等学校 甲南大学経営学部経営学科 |
職業 | 実業家 |
活動期間 | 1962 - 現在 |
肩書き | 元古野電気社長 |
任期 | 1999 - 2007 |
前任者 | 国友茂 |
後任者 | 古野幸男 |
古野 清之(ふるの きよゆき、1939年6月2日[1] - )は、日本の実業家。元古野電気会長、社長。長崎県出身。
経歴
[編集]1939年長崎県生まれ[1]。10人兄弟の三男で、兄の古野清孝(長男)と古野清賢(次男)は古野電気の創業者である[2][3]。長崎県立長崎東高等学校を経て[4]、1962年に甲南大学経営学部経営学科を卒業後、古野電気に入社[1]。1985年5月取締役、1989年5月常務、1990年3月国内本部長、1991年5月専務、1995年3月舶用機器事業部長、1996年5月代表取締役専務、1997年5月副社長を経て、1999年6月社長に就任した[1]。
就任当時、同社の売上と経常利益はいずれも下降していた[5]。そこで、長期的なビジョン(フルノビジョン)や、その実現に必要となる企業としての価値観(フルノバリューズ)の策定に取り組み、社内の意識改革に努め、同社の業績回復を実現させた[5]。2005年には産業振興に貢献したとして藍綬褒章を受章[6]。2007年3月に社長を古野幸男と代わり、代表取締役会長を経て、2011年2月に顧問となった[1]。
役職
[編集]- 西宮商工会議所副会頭
- 兵庫工業会副会長
脚注
[編集]- ^ a b c d e 朝日新聞人物データベース
- ^ 「電機:8 小粒で光る、専門分野の個性派(産業人国記)」『朝日新聞』1989年6月15日付大阪版朝刊、10頁。
- ^ “人物・島原の歴史シリーズ「第6回 未来へ続く人々」”. もっぱらしまばらWEBマガジン. 2016年12月29日閲覧。
- ^ 『長崎県立長崎東高等学校同窓会名簿』(長崎県立長崎東高等学校同窓会、1961年)142頁。「現況」欄に「甲南大学四年生」とある。
- ^ a b “活動レポート 第3回 第二創業塾”. 関西ニュービジネス協議会. 2016年12月29日閲覧。
- ^ 「秋の褒章、県内から1団体40人」『朝日新聞』2005年11月2日付朝刊、神戸面。