古屋亜南
ふるや あなん 古屋 亜南 | |
---|---|
プロフィール | |
性別 | 男性 |
出身地 | 日本・山梨県甲斐市[1] |
誕生日 | 8月9日 |
職業 | 声優 |
事務所 | クレイジーボックス[2] |
公式サイト | 古屋亜南 |
活動 | |
活動期間 | 2021年 - |
古屋 亜南(ふるや あなん、8月9日[2] - )は、日本の男性声優。山梨県甲斐市出身[1]。クレイジーボックス所属[2]。
来歴
[編集]東海大学付属甲府高等学校を卒業後、日本ナレーション演技研究所[2]に通い始めた[3][1]。同所に通い始めてから1年弱ほどで、クレイジーボックス所属となる[1]。2021年に「ガンダムシリーズ」のゲームのキャラクターで初めてオーディションに合格し、同年から声優としての活動を開始[1][1]。
2023年、テレビアニメ『オーバーテイク!』の主人公・浅雛悠役で初主演[4]。
人物
[編集]特技は絵を描くことで、趣味はピアノ[2]。絵についてはテレビ出演時に披露している[5]。
祖父が『機動戦士ガンダム』のファンで、4歳頃から、祖父によってガンダムのビデオ(VHS)を見せられて育ち、自身もガンダムファンとなった[1][5]。祖父に『機動戦士ガンダム』を見せられてからしばらくはガンダムに触れる機会はなかったものの、小学生の頃に『機動戦士ガンダム00』(2007年 - 2009年)が始まり、それがガンダムにのめり込むきっかけになったと述べている[3]。そして、「ガンダムに乗りたい」という思いから声優という職業を意識するようになった[3][1][5]。
高校在学時には映像や舞台俳優、モデルなどにも憧れを抱いていた[1]。高校時代までに放送部や演劇部など声を使ったり演技をしたりしたという経験はなく、基礎ができていなかったため、養成所ではストレッチなどのトレーニングや発声練習を繰り返した[1]。地元の山梨県から都内の養成所に通うようになってから、上記したように1年弱という短期でクレイジーボックス所属となったが、オーディションには受からず、養成所通いが続いた[1]。そうした中でも辛さや焦りはなく、「今を乗り越えれば良い結果につながるはず」と前向きに捉えていたという[1]。
古屋はデビュー当初の仕事は単独での収録ばかりで、共演者と会話の掛け合いをする機会がなかったという[4]。初主演した『オーバーテイク!』では小西克幸をはじめとする共演者たちと一緒に収録することになり、小西が自然体で(役に合った)脱力感のある芝居をし、他の共演者たちも同様にキャラクターとして自然体で会話をしている様子を目の当たりにして、そうした芝居に大きな影響を受けたと述べている[4]。
出演
[編集]太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
[編集]- 2021年
-
- 魔法科高校の優等生(男子生徒)
- 2022年
-
- フットサルボーイズ!!!!!(永渡照[2])
- 魔法使い黎明期(破竜王ゴーダ、魔法学校の生徒)[2]
- よふかしのうた(男子生徒)
- カードファイト!! ヴァンガード will+Dress(チームメイト)
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女(オッシュ[6])
- 4人はそれぞれウソをつく(男子生徒2)
- 2023年
-
- イジらないで、長瀞さん 2nd Attack(男子生徒)
- 冰剣の魔術師が世界を統べる(ビビリ=ヘターレ[2])
- Opus.COLORs(生徒たち)
- 贄姫と獣の王(兵士C)
- オーバーテイク!(浅雛悠)
- 2024年
-
- 月刊モー想科学(パーチ[7])
- 花野井くんと恋の病(男子生徒)
- 黒執事 -寄宿学校編-(学生、生徒)
- 鬼滅の刃 柱稽古編
- WIND BREAKER(長門淳史)
- 負けヒロインが多すぎる!(男子生徒、作業員、西川)
- デリコズ・ナーサリー(生徒)
- ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインII(T-S、エルビン)
- ぷにるはかわいいスライム(生徒)
- 2.5次元の誘惑(リュージ)
- アオのハコ(部員)
劇場アニメ
[編集]- 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年)
- ヤマトよ永遠に REBEL3199(2024年、島次郎)
Webアニメ
[編集]- LUPIN ZERO(2022年)[2]
ゲーム
[編集]- 2021年
- 2022年
-
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE(ユッタ・カーシム[8])
- SDガンダム バトルアライアンス(ユッタ・カーシム) - DLC追加キャラクター[9]
- A3!(勇樹)[2]
- 2024年
-
- 鳴潮 (スカー)
吹き替え
[編集]- ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(スリザリン男子)[2]
テレビ番組
[編集]※はインターネット配信。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 横内史貴(聞き手)「【夢甲斐人】声優 古屋亜南さん」『山梨日日新聞』第51243号2023年6月6日、2版、7面。2023年11月19日閲覧。(要購読契約)
- ^ a b c d e f g h i j k l “古屋 亜南 | crazybox”. クレイジーボックス. 2023年11月19日閲覧。
- ^ a b c ガンダムエース 2022年6月号、「福井晴敏×古屋亜南 『機動戦士ムーンガンダム』アニメ対談」 pp.30–33
- ^ a b c 月刊ニュータイプ 2023年11月号、「古屋亜南インタビュー」 p.28
- ^ a b c 『アニゲー☆イレブン!』 第415回「古屋亜南登場!注目若手声優のガチすぎる特技とは?」(2023年11月10日放送)
- ^ “【ガンダム】『水星の魔女』声優一覧|全キャスト140人を網羅”. Abema Times. AbemaTV, Inc. (2023年7月2日). 2023年11月19日閲覧。
- ^ “追加キャスト解禁!”. TVアニメ『月刊モー想科学』公式サイト (2023年12月2日). 2023年12月2日閲覧。
- ^ “『機動戦士ムーンガンダム』映像化&声優陣が判明! 『ガンダム U.C. ENGAGE』2/21最新情報まとめ”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage Inc. (2022年2月21日). 2023年11月19日閲覧。
- ^ “CHARACTER”. 【公式】SDガンダム バトルアライアンス(バトアラ)|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント . 2024年1月28日閲覧。
参考資料
[編集]- 雑誌 / ムック
- 『月刊ニュータイプ』(NCID AA11446856)
- 『2023年11月号』KADOKAWA、2023年10月10日。ASIN B0CJ4SFD2G。JAN 4910070091135。
- 『ガンダムエース』
- 『2022年6月号(No.238)』KADOKAWA、2022年4月26日。ASIN B09X5LJNHX。JAN 4910124010624。
外部リンク
[編集]- 古屋亜南 - クレイジーボックスによる公式プロフィール
- 古屋亜南 (@f_annan_) - X(旧Twitter)