コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

参宮有料道路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
参宮道路から転送)

参宮有料道路(さんぐうゆうりょうどうろ)は、三重県松阪市伊勢市を結ぶ、かつての一般有料道路。現在は無料開放され三重県道37号鳥羽松阪線として供用。参宮道路とも称する。

沿革

[編集]

伊勢電気鉄道本線の廃線跡を利用し、1953年昭和28年)に行われる第59回神宮式年遷宮に合わせて建設が開始、1953年(昭和28年)12月1日飯南郡漕代村大字早馬瀬(櫛田橋東詰、現在の松阪市早馬瀬町)から度会郡城田村大字川端(度会橋西詰、現在の伊勢市川端町)までの10.6kmに開通した。 当時の料金は、小型自動車130円、タクシートラック180円、オートバイ60円、自転車40円[1]

開通当初は旧道路整備特別措置法(昭和二十七年法律第百六十九号)に基づき三重県が料金徴収を行っていた。三重県公報では1953年(昭和28年)12月1日より料金徴収規則を制定し[2]1956年(昭和31年)7月1日に廃止した[3]となっている。

年表

[編集]

参考文献

[編集]
  • 『五十年のあゆみ』(1982年3月、編集:建設省中部地方建設局三重工事事務所、発行:社団法人中部建設協会)
  • 『日本道路公団三十年史』(1986年4月発行、発行:日本道路公団、編集:日本道路公団30年史編集委員会)
  • 『松阪市史』(第14巻:1982年発行、第15巻:1983年発行、松阪市史編さん委員会)
  • 三重県公報

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 世相風俗観察会『現代世相風俗史年表:1945-2008』河出書房新社、2009年3月、59頁。ISBN 9784309225043 
  2. ^ 昭和28年11月30日三重県規則第48号「参宮有料道路通行料金徴収規則」
  3. ^ 昭和31年7月26日三重県規則第55号「参宮有料道路通行料金徴収規則を廃止する規則」
  4. ^ “旧参宮有料道路”. 読売新聞オンライン. https://www.yomiuri.co.jp/stream/article/02463/ 2020年12月1日閲覧。 
  5. ^ 昭和29年12月2日三重県告示第970号。なお、本告示では「昭和28年12月1日から供用を開始した」としている。
  6. ^ 昭和34年1月25日三重県告示第17号の2、昭和34年1月25日三重県告示第17号の4、昭和34年1月25日三重県告示第17号の5、昭和34年1月25日三重県告示第17号の6
  7. ^ 「11日から再開 参宮有料道路 湯田料金所」中日新聞 1965年1月5日付 8面 三重版
  8. ^ 昭和52年5月31日三重県告示第335号、昭和52年5月31日三重県告示第337号、昭和52年5月31日三重県告示第338号
  9. ^ 昭和57年12月3日三重県告示第677号、昭和57年12月3日三重県告示第678号、昭和57年12月3日三重県告示第679号、昭和57年12月3日三重県告示第681号

外部リンク

[編集]