原田陽介
原田 陽介(はらだ ようすけ 1976年-)は、日本のCMディレクター、演出、フィルムディレクター[1][2]。
1976年 静岡県焼津市生まれ。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科卒[2][3]。
人物・来歴
[編集]開高健、山口瞳らが設立した広告会社サン・アドの演出家としてキャリアを始め[4]、2013年独立。THE OCTOPUS所属[2]。
代表的な作品として、2007年チャットモンチーの楽曲「さらば青春」と「卒業って出会いだ」というメッセージで高校生のリアルな表情を描いたリクルートの「卒おめ」CM[5]や、2012年尾崎豊が生前に個人的な思いや創作のアイデアを書きためていた直筆のキャンパスノートの中身を、肉声と未発表音源で描いたコクヨCampusのCM[6]。2016年リオオリンピック・パラリンピック日本代表4選手の挑戦する気持ち、上を目指し続けるイチローへの尊敬する思いを「イチローが嫌いだ」という台詞で表現するトヨタのCMなど、印象深いものが多い[7]。
「キッコーマン うちのごはん」「キリン一番搾り」「JINS」など嵐のメンバーが出演するCMも多く演出し、2017年には嵐の5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?』の構想段階から最終公演終了後までメンバーに密着した「Documentary Film -アユハピ-」を手掛けている[4][8][9]。2019年12月31日から1年2ヶ月にわたり毎月配信されたNetflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ「ARASHIʼs Diary -Voyage-」では、嵐5人が2020年12月31日の休止[10]までに掛ける覚悟、揺れ動く想いなど、活動休止の発表以前から、約2年間、嵐の姿を絶えず追い続け、リアルな彼らの姿を描いている[11][12]。全24話、28カ国語で全世界190カ国に配信されている[13][14]。
出演・掲載
[編集]J-WAVE「KIRIN ICHIBAN SHIBORI ONE AND ONLY」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)[1]。
ブレーン別冊 そこは表現の学校のような場所でした[15]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “「ゴミ捨てやります」映像ディレクターが引きこもりから人生を好転させた一言 |”. J-WAVE NEWS | 音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」 | J-WAVE 81.3 FM. 2021年5月28日閲覧。
- ^ a b c THE OCTOPUS. “Yosuke Harada”. 2021年5月28日閲覧。
- ^ “原田 陽介”. ja-jp.facebook.com. 2021年5月28日閲覧。
- ^ a b “「嵐」という幸福論【後編】5人が巻き起こす陽のスパイラル『ARASHI’s Diary -Voyage-』~“5×20”から“アラフェス2020”へ~”. BANGER!!!. 2021年5月28日閲覧。
- ^ “チャットモンチー、話題の「卒おめ」CM曲”. ライブドアニュース. 2021年5月28日閲覧。
- ^ 日本経済新聞 (2012年2月20日). “尾崎豊さん、愛用ノートのCMに コクヨが起用”. 日本経済新聞. 2021年5月28日閲覧。
- ^ “「イチローが嫌いだ」リオオリンピック・パラリンピック日本代表の思い…トヨタCM”. CYCLE やわらかスポーツ情報サイト. 2021年5月28日閲覧。
- ^ “嵐 活動休止までを追うドキュメンタリーが決定 Netflixで1年にわたり毎月、世界190カ国に配信”. WEBザテレビジョン. 2021年5月28日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “嵐ドームツアー「Are You Happy?」が映像作品化、特典にアリーナツアー映像”. 音楽ナタリー. 2021年6月9日閲覧。
- ^ “Johnny's net”. ジャニーズ事務所公式サイト「Johnny's net」. 2021年6月4日閲覧。
- ^ SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン). “「ARASHI's Diary -Voyage-」ついに最終話2月28日17時より配信スタート!予告編も到着!”. screenonline.jp. 2021年5月28日閲覧。
- ^ “嵐、活動休止前の24時間。5人が見た景色とは―― 「ARASHI’s Diary -Voyage-」最終章、第24話が2月28日に配信決定!”. BANGER!!!. 2021年5月28日閲覧。
- ^ 映画.com. “「嵐」活動休止までの1年間に密着! Netflixドキュメンタリー、12月31日に世界配信 : 映画ニュース”. 映画.com. 2021年5月28日閲覧。
- ^ Netflix Official Site. “ARASHI's Diary -Voyage- | Netflix Official Site” (英語). www.netflix.com. 2021年5月28日閲覧。
- ^ “「サン・アドの広告表現」を見つけ出す試み ブレーン別冊『そこは表現の学校のような場所でした。』が発売に | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議”. AdverTimes(アドタイ)宣伝会議が運営する、広告界のニュース&情報プラットフォーム. 2021年5月28日閲覧。