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原田耕介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
原田 耕介
Koosuke HARADA
人物情報
生誕 (1929-11-10) 1929年11月10日(95歳)
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
出身校 九州大学
両親 原田恭介(九州大学名誉教授)
子供 原田研介、原田信介
学問
研究分野 電気工学電子工学
研究機関 九州大学
崇城大学
博士課程指導学生 上野照剛(1972)[1]毛利佳年雄(1974)[2]、中野忠夫(1975)[3]、松尾博文(1977)[4]、二宮保(1981)[5]、甲木昭彦(1982)[6]、鍋島隆(1983)[7]、笹田一郎(1986)[8]、庄山正仁(1986)[9]、村田勝昭(1989)[10]、顧 文建(1990)[11]、東 徹(1991)[12]、田中哲郎(1992)[13]
学位 工学博士(九州大学)
学会 電子情報通信学会計測自動制御学会電気学会IEEE
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原田 耕介(はらだ こうすけ、1929年(昭和4年) 11月10日 - )は、日本電気・電子工学者工学博士九州大学)、九州大学名誉教授、崇城大学名誉教授、IEEE Fellow、瑞宝中綬章

九州大学助教授、教授、工学部長、崇城大学教授、同大学エネルギーエレクトロニクス研究所所長、日本応用磁気学会会長などを歴任。

来歴・人物

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  • 1929年11月 福岡県小倉市(現在の北九州市)で誕生
  • 1948年3月 修猷館中学(現福岡県立修猷館高等学校)卒業
  • 1958年3月 九州大学工学部電気工学科 博士課程修了、工学博士取得[14]
  • 1960年11月 九州大学助教授(電子工学第三講座(電子制御工学))[15]
  • 1968年10月 九州大学教授(電子工学第一講座(電子回路工学))[15]
  • 1973年4月 - 1975年3月 電気学会磁気応用研究専門委員会発足 委員長[16]
  • 1980年4月 - 1984年3月 電子通信用電源技術研究専門委員会発足 委員長(最初の 2年間は調査専門委員会)[17]
  • 1981年1月 - 1983年12月 電気学会バイオマグネティックス研究専門委員会委員長
  • 1983年10月 第5回IEEE INTELEC(International Telecommunications Energy Conference)日本開催 実行委員長
  • 1983年 - 電子情報通信学会パワーエレクトロニクス国際研究集会運営委員会 委員長
  • 1985年7月 - 2007年4月日本能率協会(JMA)スイッチング電源システムシンポジウム発足 企画委員長
  • 1988年4月 第19回IEEE PESC(Power Electronics Specialist Conference )日本開催 組織委員長
  • 1990年4月 - 1992年3月 九州大学工学部長
  • 1991年10月 第13回IEEE INTELEC 日本開催組織委員長
  • 1993年4月 九州大学名誉教授、熊本工業大学(現崇城大学)電子工学科教授
  • 1993年4月 - 1994年3月 日本応用磁気学会会長[18]
  • 1993年10月~2006年10月 日本能率協会 次世代エネルギーエレクトロニクス研究会を設立 企画・運営委員長[16]
  • 1994年1月 熊本工業大学にエネルギーエレクトロニクス研究所設置 所長
  • 2001年7月 日本学術振興会「次世代のスイッチング電源システム」第173委員会設立 委員長[19]
  • 2005年4月 - 崇城大学名誉教授、エネルギーエレクトロニクス研究所 名誉所長

受賞歴

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  • 1965年 電気学会論文賞[16]
  • 1980年 井上春成賞「マグネットメータによる高炉のセンシング」[20]
  • 1981年1月 IEEE Fellow [21]
  • 1982年 計測自動制御学会 技術賞[22]
  • 1984年 IEEE Industry Application Society Transactions 論文賞
  • 1988年4月 IEEE William E. Newell Power Electronics Award [23]
  • 1996年4月 IEEE Magnetics Society Achievement Award [24]
  • 1996年9月 日本応用磁気学会 学会賞[25]
  • 2000年 IEEE Magnetics Society 3rd Millennium Medal [26]
  • 2000年 電子情報通信学会 Fellow [27]
  • 2003年6月 IEEE Power Electronics Society Distinguished Service Award
  • 2008年11月瑞宝中綬章[28]

著作

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学位論文

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  • 原田耕介, 「倍周期型時期増幅器と倍周期発振現象について」 九州大学 博士論文、1958年, 報告番号不明, NAID 500000446367

著書

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(単著・共著)

  • 原田耕介、二宮保、中野忠夫『基礎電子回路(大学講義シリーズ)』コロナ社、1985年5月。ISBN 4339001295.
  • 原田耕介、二宮保、顧文建『スイッチングコンバータの基礎』コロナ社、1992年2月。ISBN 4339005932.
  • 原田耕介、二宮保『信頼性工学』養賢堂、1977年2月。ISBN 4842501308.

(訳書・編書)

  • H.F.Storm(著)、山村昌(翻訳)、原田耕介(翻訳)『時期増幅器』コロナ社、1959年。ASIN B000JAROSC.
  • 原田耕介(監修)『ソフトスイッチング電源技術ーよくわかるSW電源入門』日刊工業新聞社、1999年12月。ISBN 4526044806.
  • 原田耕介(監修)『スイッチング電源ハンドブック』日刊工業新聞社、2000年1月。ISBN 4526044954.
  • 原田耕介(監修)『スイッチング電源の高周波対策』日刊工業新聞社、1997年2月。ISBN 4526039683.

脚注

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  1. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000392663
  2. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000366072
  3. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000375265
  4. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000305251
  5. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000264939
  6. ^ https://cir.nii.ac.jp/crid/1110564260209284352
  7. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000254588
  8. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000002405
  9. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000002374
  10. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000058151
  11. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000065555
  12. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000078856
  13. ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000084734
  14. ^ 原田耕介『倍周型磁気増幅器と倍周器発振現象について』 九州大学〈工学博士 報告番号不明〉、1958年。NAID 500000446367https://id.ndl.go.jp/bib/000009887209 
  15. ^ a b 九州大学百年史第5巻”. 2019年1月4日閲覧。
  16. ^ a b c 藤原秀一「九州支部だより 崇城大学博士課程エネルギーエレクトロニクス専攻」『電気設備学会誌』第26巻第6号、電気設備学会、2006年、421-424頁、doi:10.14936/ieiej.26.421ISSN 0910-0350NAID 1300050738272020年8月25日閲覧 
  17. ^ 電子情報通信学会 電子通信エネルギー技術研究専門委員会”. 2019年1月4日閲覧。
  18. ^ 日本磁気学会歴代会長”. 2019年1月4日閲覧。
  19. ^ 日本学術振興会産学協力研究委員会”. 2019年1月4日閲覧。
  20. ^ 井上春成賞受賞者一覧”. 2019年1月4日閲覧。
  21. ^ Koosuke Harada, 2003 Distinguished Award Receipant”. 2019年1月4日閲覧。
  22. ^ 計測自動制御学会学会賞受賞者”. 2019年1月4日閲覧。
  23. ^ IEEE William E. Newell Power Electronics Award”. 2019年1月4日閲覧。
  24. ^ Koosuke Harada, 2003 Distinguished Award Receipant”. 2019年1月4日閲覧。
  25. ^ 日本磁気学会賞”. 2019年1月4日閲覧。
  26. ^ Koosuke Harada, 2003 Distinguished Award Receipant”. 2019年1月4日閲覧。
  27. ^ 平成12年フェロー称号贈呈者”. 2019年1月4日閲覧。
  28. ^ 中綬章受章者の顔触れ(2)”. 2019年5月23日閲覧。
先代
髙松康生
九州大学工学部長
1990年 - 1992年
次代
國武豊喜
先代
対馬立郎
日本応用磁気学会会長
1993年 - 1995年
次代
内山晋