原田章生
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はらだ あきお 原田 章生 | |
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生誕 |
原田章生 (はらだ あきお) 1974年9月25日(50歳) 日本 愛知県 |
職業 | 画家・音楽家 |
著名な実績 | 『ゾウの王様と天使の筆』 |
原田 章生(はらだ あきお、1974年9月25日 - )日本の画家[1]、ミュージシャン。
動物をモチーフとした心象画家として知られ、ライブペイント、壁画アートを得意とする。
その一方で音楽活動を行い、画家・シンガーソングライターの2面を持ち合わせ創作活動を展開している。
名古屋学芸大学・パコ絵画教室講師等を経て、2023年より退職。
個展・ライブ活動を多数開催し、国内外で躍進を遂げている。
人物
[編集]1974年、代々校長をつとめる教員一家に生まれる。姉、妹の3人きょうだい。
3歳の頃、父親を喜ばせようと、石で新車に車の絵を描き、両親を困らせたというエピソードを持つ。
幼少期は詠歌、校歌作成などを手掛ける祖父の影響を受けて育ち、10代の頃から自宅で一人コツコツと音を作る作業を好んで過ごす。 小学1年から中学3年までは剣道に打ち込む。
愛知県立豊橋東高等学校でデッサン・油絵を学んだ後、名古屋造形大学美術学科洋画専攻修了。
在学中から卒業後にかけ教員免許を取得している。
作品受賞歴
[編集]- 1999年
- 2000年
- 「録れコン2000」グランプリ受賞 島村楽器主催、ビクターエンターテイメント協賛
楽曲「遊びましょう」
- 2001年
- 「VOCA展2001現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京、上野)
- 2003年
- 「タワーズライブコンテスト2003」審査員特別賞受賞
- 2006年
- ラジオ日本「Rock Rush Radio」エンディングテーマ「雨にジャンケン」
- 2009年
- はるひ美術館「ひびのこづえ展」近藤良平ダンスパフォーマンス音楽担当
- 2016年
芸術観
[編集]- 「ゾウの王様と天使の筆」
- アニメーション作品である。絵、ストーリー、作詞、作曲、演奏、歌唱、楽曲アレンジ、録音、ミックス、編集、すべてのパフォーマンスを一人で完結した作品として高く評価されている。他国では吹替え版に製作され、教育の現場で活用されている。また、日本の大学生の劇団により舞台化され、物語の広がりを見せている。
- 「パンダの画家」
- パンダの画家として知られるが、パンダが多く描かれる理由に、単に愛される動物だからだけでなく、白黒でシンプルなゆえ、少し色あるモチーフを加えるだけで差し色として際立ち、絵の中に物語を組み込みやすいからと語る。
- 「壁画アート」
- 建物全体のシルエット、近くにある色の環境も配慮しながら物語を組む。
- 現場ごとに違う「壁のくせ」を壁と対話しながら攻略し作り上げていくのだが、壁画は、これから地域の方たちの「景色」になり、景色の持ち主たちへのパフォーマンスでもあるので、描く順番やその日の止め時など考慮しながら進めると述べている。
- 「桃牛寺令和涅槃図」
- 過去・現在・未来を同時に描き、時間という概念をなくした構図だと語る。
- 「この世界の時間は幻想であり、進むものは何もなく、在るのは空間のみ。」それが真実であるという考えのもと制作されている。時間の概念を取り除けば「死」は過去のものにならない。常に命は形を変えながらも同じ空間の中で在り続け「隣り同士」としていつまでも共存し続けると思惟。又、本来、悲愴感が前面に描かれていた既存の涅槃図と異なり、折り込まれた伝説、教えなどは令和時代の人々に向け再考、再構築し描いたとされる。2500年前のお釈迦様の死を、令和の人々が「死は命の一部」だと前向きに捉えることで、より明るいイメージの涅槃図を完成させている。
壁画アーティスト
[編集]- 2014年
- 愛知県名古屋市長者町「加名市ビル」
- 2016年
- 愛知県名古屋市緑区保育園
- 愛知県名古屋市西区保育園
- 2017年
- 愛知県名古屋市中川区保育園
- 岐阜県下呂市 レストラン「桜」
- 2018年
- 愛知県新城市 フィットネスクラブ 「歩くARUKU」
- 2019年
- 愛知県名古屋市北区「城北歯科」
- 愛知県豊橋市「豊橋駅前 元西武入り口」
- 愛知県豊橋市「ビオ・あつみエピスリー」
- 愛知県豊川市「Flowershop 花坊」
- 愛知県豊橋市「ゆのゆ」
- 2020年
- 静岡県浜松市「Bb lab.」
- 静岡県浜松市「佐宗ビル」
- 愛知県豊川市「伊藤モータース」
- 2021年
- 静岡県浜松市「ベルエキップ」
- 2022年
- 愛知県新城市 桃牛寺「桃牛寺令和涅槃図」
- 愛知県名古屋市 ミライタワー(旧テレビ塔)「名古屋の未来予想図」
立体
[編集]- 2020年
- NHK連続小説ドラマ「エール」ロケ地記念「エールオブジェ」デザイン監修
- 高さ・幅、各3.6m、奥行き60cm。電気亜鉛メッキ鋼板、スチール製で作成。
- 応援をテーマに柔らかな曲線を描き、上部に"吹き出し"をくり抜く。中の空間は水平線や空となるため、世界にも通じる事を念頭に製作。装飾などを極力省く事で、訪れた方へ自由な発想を委ねられるよう工夫を凝らす。
- 「吹き出しの中の"切り取られた空"の中に大切な方へエールを込め、想いを発信する場所になって欲しい。電子テキストもこのオブジェなら体温が乗っかって届くはず。何故なら空はどこまでも繋がっているから。」と語る。
絵本
[編集]- 2022年
- パーソルグループのグループビジョンをテーマに、社員が考える「『はたらいて、笑おう。』が実現した世界」を表現した絵本処女作である。(文・千村祐人)
- 作者の代弁に徹し、文章だけでは表しきれない想いの表現に重点を置いて描く。モノクロの世界から徐々に色味をのせていく模様は、心境の変化、解放を表現している。
ミュージシャン
[編集]- 2007年
- 「はるか宇宙の日曜日」Kinematic Tree Recordsより 1ndアルバム
- 2013年
- 「つけひげ・ザ・ワールド」 Kinematic Tree Recordsより 2ndアルバム
- 2015年
- 「壁曲」 Kinematic Tree Recordsより 3rdアルバム
テレビ・ラジオ出演
[編集]- 2001年
- 24時間TV 原田章生巨大絵画制作 出演
- 2006年
- 東海ラジオ「原田、丸岡のギターチョップ」
- ラジオ日本「Rock Rush Radio」
- 2013年
- アッパーチャンネル
- HOTステーションティーズ
- ケーブルTV
- 2014年
- 刈谷FMラジオ
- ラジオユーストリーム
- ラジオPitch Beat Street 838
- 2015年
- Pitch-FMラジオ
- FMやしの実
- CBCラジオ
- 2016年
- BSドキュメント出演
- CBCラジオ
- 2017年
- CBCラジオ
- 2019年
- CBC TVイッポウ放送
- 2022年
- メ~テレ ドデスカ!ドようびデス。 わがマチ撮レジャー放送
- NHK さらさらサラダ 「街に描く壁画の魅力」
個展・グループ展
[編集]- 2000年
- 「原田章生絵画展」はるひ美術館(愛知/清州)
- 「ムダな証明」プロムナードギャラリー(愛知/名古屋)
- 2001年
- 「VOCA展2001」上野の森美術館(東京/上野)
- 「原田章生絵画展」ギャラリー坂角(愛知/名古屋)
- 2003年
- 「原田章生絵画展 コノコエハダレノコエ」ギャラリー坂角(愛知/名古屋)
- 2005年
- 「原田章生絵画展」ギャラリー坂角(愛知/名古屋)
- 2006年
- 「出会い展」はるひ美術館(愛知/清州)
- 2009年
- 「アート、トルネード」名古屋市民ギャラリー(愛知/名古屋)
- 「原田章生絵画展~今日も父さんが空を落とす~」アクアヴィータ、プール&スパ内ギャラリー(愛知/豊橋)
- 2010年
- 「あいちアートの森」SMBCパーク栄(愛知/名古屋)
- 2012年
- 「原田章生絵画展~泣きすぎプール~」garage(愛知/豊橋)
- 2013年
- 「CRASH×BUILD」アートラボあいち(愛知/名古屋)
- 「原田章生絵画展~ツバメの空メニュー~」ツバメ食堂(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展~王様のなりかた~」珈琲Jenico(三重/伊勢)
- 「原田章生絵画展~つけひげ・ザ・ワールド~」garage(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展~いないいないあした~」BLUE FROG(愛知/名古屋)
- 「ひるサンタ展」garage(愛知/豊橋)
- 2014年
- 「原田章生絵画展今日はどうされますか?」alex reco(愛知/名古屋)
- 「原田章生絵画展 Jenicoと三日月」珈琲Jenicco(三重/伊勢)
- 「原田章生絵画展~ツバメの空パン~」ツバメ食堂(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展~壁の中には何がある?~」BLUE FLOG(愛知/名古屋)
- 「APERITIF PARTY 絵画展示」ホテルアークリッシュ(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展Antique days」Natural Cafe garden(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展~ハナサキニ、ハナサキ~」garage(愛知/豊橋)
- 「2回 名古屋造形同窓会 三遠OB展」ギャラリー公園通り(愛知/豊橋)
- 「パンダ展」garage(愛知/豊橋)
- 「想展」ギャラリー結(愛知/豊橋)
- 2015年
- 「原田章生絵画展~ツバメの空カフェ~」ツバメ食堂(愛知/豊橋)
- 「APERITIF PARTY 絵画展示」ホテルアークリッシュ(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展~Zoo in bar~」BLUE FROG(愛知/名古屋)
- 「原田章生絵画展~星のない夜、王様は星を描いた~」garage(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展~とろける世界~」Cafe meal Baroque(愛知/長久手)
- 2016年
- 「ヒト・コト・モノ マルシェ」イトコー(愛知/豊川)
- 「コラージュふたり展」garage(愛知/豊橋)
- 「APERITIF PARTY 絵画展示」ホテルアークリッシュ(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展~Bread moon color~」garage(愛知/豊橋)
- 「3回 名古屋造形同窓会 三遠OB展「小さな夢旅行」」ギャラリー公園通り(愛知/豊橋)
- 「長久手アートフェスティバル 絵画展示」茶話和(愛知/長久手)
- 2017年
- 「原田章生絵画展~ふゆのらくがき~」Cafe gradual(愛知/豊川)
- 「リトルプレスサミットin 駒屋」駒屋(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展~旅のはじまりはソファから~」Re-style+cafe(愛知/春日井)
- 「原田章生絵画展~キオクノック~」garage(愛知/名古屋)
- 2018年
- 「原田章生絵画展 Katteni Koten」いこい食堂 たちばな(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展 キラニコ」garage(愛知/豊橋)
- 「4回 名古屋造形同窓会 三遠OB展~ちいさな秋見つけた~」ギャラリー公園通り(愛知/豊橋)
- 2019年
- 「原田章生絵画展 キラニコ」garage(愛知/名古屋)
- 「原田章生絵画展 DREAM」Cafe gradual(愛知/豊川)
- 「原田章生絵画展~ちろると風と~」ちろる庵(愛知/豊橋)
- 「それぞれの夏展」ちろる庵(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展 Katteni Koten」いこい食堂 たちばな(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展 イロノシマ」garage(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展 イロノシマ」garage
- 2020年
- 「原田章生絵画展 "冠"」Cafe fusion(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展」garage(神奈川/横浜)
- 「原田章生絵画展"カコカワル"」garage(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展"カコカワル"」garage(愛知/名古屋)
- 2021年
- 「原田章生絵画展」garage(神奈川/横浜)
- 「原田章生絵画展"Baumkuchen"」garage(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展"Baumkuchen"」garage(愛知/名古屋)
- 「秋の周年祭」松坂屋(愛知/名古屋)
- 2022年
- 「原田章生絵画展"ほおづゑ"」garage(神奈川/横浜)
- 「原田章生絵画展 Toro Toro」ZONE GALLERY オープン展(愛知/名古屋)
- 「わかさ生活書店」(愛知/名古屋)
- 「豊橋東高校創立120周年 記念美術展」豊橋市美術博物館(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展”くうかん”」garage(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展”くうかん”」garage(愛知/名古屋)
- 「ねこ展2022」ちろる庵(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展 "fanfare"」garage(東京/丸の内)
- 2023年
- 「原田章生絵画展"口角はこう書く"」garage(神奈川/横浜)
- 「第5回 名古屋造形同窓会 三遠OB展 たまたま展」こども未来館ココニコ(愛知/豊橋)
- 「原田章生絵画展“のすたるちっく”」garage(愛知/名古屋)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “CRASHxBUILD: 原田章生”. CRASHxBUILD. 2021年11月4日閲覧。
参考文献
[編集]- "密着壁画で街がイキイキ仕掛けにビックリ". CBCイッポウ. 26 March 2019. CBCテレビ。
- “風テーマかわいい動物20点”. 東日新聞. (2021年11月3日)
- “トヨッキー新1年生といっしょ!”. 東日新聞. (2021年4月4日)
- “豊橋の伊古部海岸にエールオブジェ”. 東愛知新聞. (2021年8月3日)
- “心癒す現代風の涅槃図”. 東愛知新聞. (2022年4月7日)