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原田 保夫(はらだ やすお)は、島根県邑智郡邑南町日貫出身の日本の建設官僚。復興庁顧問。過去に、国土交通審議官、復興庁事務次官、民間都市開発推進機構理事長を歴任した[1]。
島根県邑南町日貫出身で島根県立松江南高等学校を経て[2]、1977年東京大学法学部卒業後、同年建設省(現国土交通省)入省。土地・水資源局長、内閣府政策統括官(防災担当)等を経て2013年8月から国土交通審議官となる。2014年の政府の閣議で人事が決まり、復興庁事務次官に充てられた。
2015年3月、復興庁顧問に就任。2015年6月、民間都市開発推進機構理事長となる[3]。2019年東日本建設業保証代表取締役社長[4]。2021年東京都都市計画審議会会長[5]。2023年、瑞宝重光章受章[6]。
東日本大震災時には、内閣府政策統括官(防災担当)として、最前線で活躍している。また、福島復興再生総局で原子力災害からの復興を指揮していた[7]。
- 先代
- 押田彰
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- 国土交通省土地・水資源局長
- 2009年 - 2010年
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- 次代
- 内田要
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- 先代
- 大森雅夫
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- 内閣府政策統括官(防災担当)
- 2010年 - 2013年
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- 次代
- 日原洋文
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- 先代
- 武藤英二
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- 民間都市開発推進機構理事長
- 2015年 - 2019年
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- 次代
- 花岡洋文
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- 先代
- 三沢真
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- 東日本建設業保証社長
- 2019年 -
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- 次代
- (現職)
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- 先代
- 加藤利男
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- 東京都都市計画審議会会長
- 2021年 -
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- 次代
- (現職)
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