原燃輸送
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種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | NFT |
本店所在地 |
日本 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-3 |
設立 |
1973年(昭和48年)4月11日 (株式会社エヌ・ティー・エス) |
業種 | 海運業 |
法人番号 | 6010401009518 |
事業内容 | 放射性物質の海上・陸上輸送 |
代表者 | 高杉政博(代表取締役社長) |
資本金 | 16億円 |
売上高 |
87億6,100万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
5億2,200万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
4億8,800万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
3億4,800万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
101億9,900万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
166億6,500万円 (2024年3月期)[1] |
主要株主 | #株主構成を参照 |
外部リンク | http://www.nft.co.jp/ |
原燃輸送株式会社(げんねんゆそう、英: Nuclear Fuel Transport Company., Ltd.)は、使用済み核燃料等放射性物質の輸送を専門に行う企業。
輸送事業
[編集]- 天然六フッ化ウラン - むつ小川原港→(海上)→日本国内のウラン濃縮施設
- 使用済み核燃料 - 原子力発電所最寄港→(海上)→むつ小川原港・東海港→(陸上)→東海再処理施設・六ヶ所再処理工場
- 低レベル放射性廃棄物 - 原子力発電所最寄港→(海上)→むつ小川原港・東海港→(陸上)→低レベル放射性廃棄物埋設センター
- 返還ガラス固化体 - むつ小川原港→(陸上)→高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター[2]
事業所
[編集]- 本店 - 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-3
- 六ヶ所輸送事業所 - 〒039-3213 青森県上北郡六ヶ所村大字鷹架字発茶沢133-11
- 六ヶ所輸送事業所 青森室 - 〒030-0802 青森県青森市本町1-2-15
- 東海輸送連絡室 - 〒319-1106 茨城県那珂郡東海村大字白方1-1
運搬船
[編集]- 開栄丸 - 使用済み核燃料運搬船 全長100m、全幅16.5m、積載重量3,000トン、総トン数5,000トン、IMO番号:9364095、使用済燃料容器12基積載可能
- 六栄丸 - 使用済み核燃料運搬船 全長100m、全幅16.5m、積載重量3,000トン、総トン数5,000トン、IMO番号:9137935、使用済燃料容器20基積載可能
- 青栄丸 - 低レベル放射性廃棄物運搬船 全長100m、全幅16m、積載重量3,000トン、総トン数4,000トン、IMO番号:9810848、低レベル廃棄物輸送容器384基(ドラム缶3,072本分)積載可能[3]
沿革
[編集]- 1973年(昭和48年)4月11日 - 三井物産、三菱商事および運輸会社4社により、株式会社エヌ・ティー・エス設立。
- 1974年(昭和49年)11月15日 - 電力会社が資本参加、現在の株主構成となる。
- 1978年(昭和53年)- 東海再処理施設向け使用済み核燃料の輸送開始。
- 1986年(昭和61年)6月19日 - 原燃輸送株式会社に社名変更。
- 1992年(平成4年)- 低レベル放射性廃棄物、ガラス固化体および六フッ化ウランの輸送開始。
- 2000年(平成12年)- 六ヶ所再処理工場向け使用済み核燃料の本格輸送開始[4][5]。
株主構成
[編集]- 電力会社(北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・日本原子力発電) - 計70%
- 商社(三井物産・三菱商事・伊藤忠商事・丸紅・住友商事)計20%
- 運輸会社(日本通運・上組・山九・宇徳・日立物流)計10%[4]