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原忠治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

原 忠治(はら ちゅうじ、嘉永2年(1849年[1]- 没年不詳)は、日本の建築技師、大工。

経歴

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1880年(明治13年)に工部省営繕局有栖川宮邸建築掛で建築職工世話掛で出仕[1]。その後鉄道局建築掛、第三海軍区鎮守府建築委員雇などを経て、1887年(明治20年)海軍省技手となる[1]

1891年(明治24年)、宮内省内匠寮技手となり、1895年(明治28年)完成の京都帝室博物館の工事を担当した[1]

またその後、主要技術者として東宮御所御造営にも参加した[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e 『皇室建築 内匠寮の人と作品』427頁。

参考文献

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  • 壁の今昔・大工原忠治・・研究論文集. 昭和16年度 (群馬県立前橋工業学校建築科研究部, 1942)
  • 鈴木博之監修、内匠寮の人と作品刊行委員会編『皇室建築 内匠寮の人と作品』建築画報社、2005年。
  • 9203 『規矩準縄大匠新雛形大全』にみる病院建築の洋風意匠について(日本近代史:建築資料, 建築歴史・意匠) 柳澤 宏江 , 溝口 正人 学術講演梗概集. F-2, 建築歴史・意匠 2007, 405-406, 2007年7月