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原宿 (ライター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はらじゅく

原宿
生誕 原 健一郎(はら けんいちろう)
(1981-05-23) 1981年5月23日(43歳)
日本の旗 日本神奈川県
国籍 日本の旗 日本
出身校 神奈川県立瀬谷高等学校卒業
バンタン映画映像学院中退[1]
職業 ライター編集長
活動期間 2008年 -
雇用者 バーグハンバーグバーグ
配偶者 既婚
子供 1人
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原宿(はらじゅく、1981年5月23日 - )は、日本のライター編集者バーグハンバーグバーグ社員。オモコロ二代目編集長[2]。本名は原 健一郎(はら けんいちろう)。

経歴

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1981年に生まれ、エステティシャンの母親による母子家庭で育つ[3]

1998年頃、「レッドラム少佐」というハンドルネームネットで知り合った仲間数人とともに「暇」というホームページを立ち上げる[3]。ハンドルネームの由来は、映画『シャイニング』の劇中の台詞[4]。その後、個人サイトブームに乗って開設した「桃色核実験」というテキストサイトが反響を呼ぶ。当時、大好きだった加護亜依との脳内会話を綴る「桃色加護実験」という姉妹サイトも存在した[3]

ネット上で知名度を上げた原宿は、2008年8月に初代オモコロ編集長のシモダテツヤに声をかけられ、オモコロのライターとしてデビューした[3][5]

2010年6月、バーグハンバーグバーグの立ち上げに参画する[3][6]

2012年、シモダテツヤの後任としてオモコロ二代目編集長に就任[2]。その後、編集長を務める[6]

人物・エピソード

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趣味は競馬2000年3月の阪神大賞典観戦により熱中し、最盛期は毎週のように競馬場に行き、親から預かった教習所の受講料を全て競馬につぎ込んでいた[7]

世界一好きな食べ物はご飯にステーキの旨味を付けたSPG(ステーキパッティングご飯[8]。2023年10月現在、好きな食べ物はいなり[9]。嫌いな食べ物はしめ鯖や光り物[10]

28歳まで自転車に乗ることができなかったが、記事内でチャレンジし、乗ることに成功する[11]。また、オモコロのYouTubeチャンネル「オモコロチャンネル」にて10年越しの自転車への再チャレンジをした[12]

逆流性食道炎で少食[13]。本人は「食うのを必要としてないだけなので気にしなくていい」と語っている[14]

バーグハンバーグバーグに入社して1年目のARuFaと共に偉い人の多く来るパーティーに取材した際、緊張していたARuFaに「偉い人いるから、ここ爆破したら経験値すごいね」と言って和ませた[15]

大森時生によると、ホラーテイストのテレビ番組『テレビ放送開始69年!このテープもってないですか?』における支離滅裂な会話劇は、原宿がYouTubeの企画で演じた「川柳俳句に対して支離滅裂な直しを入れるキャラクター」である「咎人の雛」が着想の元となったという[16][17]

学生時代

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中学時代は『魔導刑事ヴァイス』[18]、高校時代は『ドラグ=ナイツ』というタイトルの小説を執筆しようとしていた[19]。『ドラグ=ナイツ』を取り上げた動画は反響を呼び、同じくオモコロのライターであるマッハ・キショ松やストーム叉焼が二次創作を製作しているほか[20][21]、影響元である「タクティクスオウガ」のディレクター松野泰己Twitter上で反応するまでに至った[22]。なお、『魔導刑事ヴァイス』について、本人はこの設定を斬新と語っている[18]

中学時代、ときめきメモリアルをプレイし、ギャルゲーにハマる[23]。なお、同ゲームの虹野沙希に本気で恋し[23]、顔写真を財布に入れて持ち歩き疲れた時などにそっと取り出して見ていたほか[23]、虹野沙希が主役に抜擢された「ときめきメモリアルドラマシリーズvol.1 虹色の青春」は何十周もプレイし[23]、キャラグッズ欲しさに毎週アニメイトに通っていた[23]。同ゲームを契機にサクラ大戦トゥルー・ラブストーリーなどもプレイしていた[23]

高校時代、ネットゲームDiablo』をきっかけにネットを始める。なお、チャットルームに入り浸りすぎて月の電話代が10万円を越えたことがある[3]。また、『新世紀エヴァンゲリオン』がブームになった頃に[いつ?]アニメもよく見ていた[23]

声優飯塚雅弓ファンクラブに入っていた[23]

脚注

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  1. ^ 原宿 [@haraajukku] (2016年3月17日). "バンタン中退という最終学歴を誇りに、これからも生きていきます。". X(旧Twitter)より2023年1月17日閲覧
  2. ^ a b 新編集長就任特集 「権力、バンザイ!」”. オモコロ (2012年1月10日). 2022年8月24日閲覧。
  3. ^ a b c d e f オモコロ編集部 (2020年1月29日). “オモコロの原宿って誰?ニートだったって本当?本名や恋人は? ごつ盛りとの関係は?”. オモコロブロス. 2022年8月24日閲覧。
  4. ^ 原宿@オモコロ (2019年11月30日). “十代の頃、チャットルームで「レッドラム少佐」と名乗るほど「シャイニング」が好きだった者として、続編も映画で観れるとは望外の喜びです、「ドクタースリープ」。ネタバレを気にせず書いちゃうので、鑑賞予定の方はスルーしてください。”. Instagram. 2022年8月24日閲覧。
  5. ^ 狂気と癒やし個性のメディア…「オモコロ」編集長が守るウェブの余白”. withnews (2020年8月5日). 2022年8月24日閲覧。
  6. ^ a b 原宿”. バーグハンバーグバーグ. 2022年8月24日閲覧。
  7. ^ オモコロチャンネル (2020年11月13日). “【お金を賭けてマジ予想】初心者が競馬を楽しむ方法教えます!”. YouTube. 2022年8月24日閲覧。
  8. ^ オモコロチャンネル (2021年11月12日). “【SPG】ステーキのごはんを本当に美味しく食べる方法、伝授します”. YouTube. 2022年8月24日閲覧。
  9. ^ オモコロ編集部 (2022年10月14日). “【30分チャット】9月第5週のオモコロまとめ”. オモコロ. 2023年10月15日閲覧。
  10. ^ オモコロチャンネル (2021年7月13日). “【好き嫌い克服】大嫌いな『しめ鯖』を知恵と勇気で食べれるようにしよう!”. YouTube. 2022年8月24日閲覧。
  11. ^ 原宿 (2014年12月12日). “28歳無職が初めて自転車に乗る”. オモコロ. 2022年8月24日閲覧。
  12. ^ オモコロチャンネル (2019年8月6日). “自転車に乗ったことない38歳がついに走る!!”. YouTube. 2022年8月24日閲覧。
  13. ^ 加味條 (2022年6月17日). “緊急開催!少食はつらいよ座談会”. オモコロ. 2022年8月24日閲覧。
  14. ^ オモコロチャンネル (2022年6月22日). “真・業スー無双2 猛将伝”. YouTube. 2022年8月24日閲覧。
  15. ^ オモコロチャンネル (2022年1月28日). “心に沁みた『身内の名言』を紹介して賞金をGETするぞ!するぞするぞするぞ!”. YouTube. 2022年8月24日閲覧。
  16. ^ 【ネタバレ注意】昨年末放送の『このテープもってないですか?』が話題! テレ東・大森時生Pインタビュー”. 週プレNEWS (2023年1月23日). 2023年5月19日閲覧。
  17. ^ オモコロ編集長・原宿「ネットにはフェイクしかない。世の中が方向性を見失っている」映画「カウンセラー」「フィクショナル」【ネタバレ】”. テレ東プラス (2024年11月24日). 2024年12月16日閲覧。
  18. ^ a b 自作小説にイタい告白…オモコロ編集長が明かす「黒歴史」がアツすぎる”. ログミーBiz. 2022年8月24日閲覧。[リンク切れ]
  19. ^ オモコロチャンネル (2021年3月9日). “【超難問】本物の中二病が出す黒歴史クイズ”. YouTube. 2022年8月24日閲覧。
  20. ^ ストーム叉焼 (2022年1月11日). “(オモコロの同人誌が出るんですって!すげーメンバーの合同誌にお呼ばれしました!俺はドラグ=ナイツの二次創作で参加します!詳細はオモコロからの発表を待ってね!の意)”. Twitter. 2022年8月24日閲覧。
  21. ^ マッハ・キショ松 (2022年1月6日). “20220105”. note. 2022年8月24日閲覧。
  22. ^ 松野泰己 (2021年3月9日). “まったく自分の妄想ではないにも関わらず、顔から火が出るほど赤面してしまったw”. Twitter. 2022年8月24日閲覧。
  23. ^ a b c d e f g h 原宿 (2010年7月20日). “黒歴史と向き合おう!”. オモコロ. 2022年8月24日閲覧。

外部リンク

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