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あつぎ鮎まつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
厚木鮎祭りから転送)

あつぎ鮎まつりは、神奈川県厚木市にて、8月の第一土曜日を中心に前後1日を含む3日間にわたって行われる祭りである。市民などからは鮎まつりと呼ばれ親しまれており、厚木市で行われるイベントの中では一年の中で最も大規模なものである。厚木市に限らず県内でも有名で、「かながわのまつり50選」の1つにも選ばれている。

概要

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8月の第一土曜日(2009年については第二土曜日の8月8日2011年東日本大震災による電力不足の影響により11月5日にそれぞれ延期して開催。また、2020年2021年新型コロナウイルス (COVID-19) の感染拡大の影響により中止されたが、2022年は11月5日に延期して3年ぶりに開催予定[1])の夜に行われる、相模川中津川小鮎川の三川合流点付近で花火の打ち上げと、その翌日に行われる「小学生つかみどり大会」がメインイベントである。例年、前夜祭として厚木中央公園で歌手などを招待してイベントが行われる。2005年2006年には、厚木市・海老名市出身である歌手のいきものがかりがスペシャルゲストとして招かれ、会場は大盛り上がりだった。

メインイベントである花火では1万発(2019年現在)ほどが打ち上げられ、県内では最大級の打ち上げ数である。大きなものでは直径250メートルもの花火が打ち上げられる。数十万人がこの花火を観に訪れ、対岸の海老名市側を含めて、中央通り商店街界隈なども、当日は人でごった返す。三川合流点下流の相模川橋梁を通過する小田急小田原線電車徐行運転を行い乗客達を楽しませたり(花火見物をしようと見物客が集まる厚木駅の安全確保の意味もある。なお駅での花火見物は禁止されている)、臨時で列車を増発するなどしている。

最後は大ナイアガラで締めくくる。全ての花火が打ち上がった後、観客がスマートフォンのライトを点灯し花火師に感謝の意を示すフィナーレも恒例となっている[2]

歴史

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先祖を慰める為、相模川に入り灯籠(灯篭)を流したのが祭りの始まりであるといわれている。そのうち、「鮎への感謝の気持ち」として花火を打ち上げるようになり、戦後いつしか大規模な祭りになっていった。

脚注

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  1. ^ 【開催日決定】第76回あつぎ鮎まつり(令和4年度) - 厚木市 (2022年8月17日)
  2. ^ 【8月3日(土)花火】花火師×観客が一体となり迎える感動のフィナーレ!約1万発の花火が舞う「あつぎ鮎まつり」 - OZmall/ライブドアニュース (2019年7月2日)

関連項目 

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外部リンク

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