コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

印刷博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
印刷博物館
Printing Museum, Tokyo
博物館入口(2007年10月)
地図
印刷博物館の位置(東京都区部内)
印刷博物館
印刷博物館 (東京都区部)
施設情報
愛称 印博(いんぱく)
専門分野 印刷
館長 金子眞吾
事業主体 TOPPANホールディングス
延床面積 4,150m2
開館 2000年10月
所在地 112-8531
東京都文京区水道1丁目3番3号
TOPPAN小石川本社ビル
位置 北緯35度42分33.67秒 東経139度44分29.83秒 / 北緯35.7093528度 東経139.7416194度 / 35.7093528; 139.7416194座標: 北緯35度42分33.67秒 東経139度44分29.83秒 / 北緯35.7093528度 東経139.7416194度 / 35.7093528; 139.7416194
外部リンク www.printing-museum.org
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

印刷博物館(いんさつはくぶつかん)は、東京都文京区水道TOPPAN小石川本社ビルにある印刷に関する博物館である。2000年に凸版印刷(現TOPPANホールディングス)が100周年記念事業の一環で設立し、印刷文化に関わる資料の蒐集や研究活動、活版印刷などの印刷を実体験するなどの実践・啓蒙活動を行っている。館長は金子眞吾[1](TOPPANホールディングス代表取締役会長)。

ミュージアムショップ、印刷関連図書専門のライブラリー、P&Pギャラリー、研修室(グーテンベルク・ルーム)、VRシアター(土日・土日に続く休日のみ)を併設している。

2002年に日本展示学会(会長端信行)学会賞の作品賞を受賞している。

所蔵品

[編集]
  • 駿河版銅活字(重要文化財)
  • 解体新書[2]
  • 本木昌造・活字復元プロジェクト成果物

企画展

[編集]
  • 江戸時代の印刷文化 家康は活字人間だった!! 2000年10月7日~2000年12月10日
  • 引札 消費文明を創ったポップアート 2001年4月25日~2001年7月12日
  • 2001年シネマ・オデッセイ 映画ポスターの20世紀展 2001年7月20日~2001年9月2日
  • ヴァチカン教皇庁図書館展 書物の誕生—写本から印刷へ 2002年4月23日~2002年7月21日
  • 印刷のステージへようこそ 2002年7月26日~2002年8月29日
  • 1960年代グラフィズム 2002年9月7日~2002年12月1日
  • ブックデザインの源流を探して チェコにみる装丁デザイン 2003年7月26日~2003年9月28日
  • 活字文明開化 本木昌造が築いた近代 2003年10月7日~2004年2月13日
  • 西洋が伝えた日本/日本が描いた異国 2004年9月11日~2004年12月12日
  • 印刷革命がはじまった:グーテンベルクからプランタンへ 2005年4月23日~2005年7月31日
  • プリンティング・オデッセイ2000-2005—印刷博物館コレクション展 2005年10月7日~2005年11月25日/2005年11月30日~2006年1月22日
  • 読みつがれる童話 アンデルセン生誕200年展 2006年2月1日~2006年4月3日
  • 近代印刷のあけぼの スタンホープと産業革命 2006年10月14日~2007年1月10日
  • モード・オブ・ザ・ウォー 東京大学大学院情報学環所蔵 第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター コレクションより 2007年1月20日~2007年3月25日
  • 美人のつくりかた 石版から始まる広告ポスター 2007年4月7日~2007年6月3日
  • 百学連環—百科事典と博物図譜の饗宴 知るたのしみ 見るおどろき 2007年9月22日~2007年12月9日
  • デザイナー誕生:1950年代 日本のグラフィック 2008年4月19日~2008年7月6日
  • ミリオンセラー誕生へ! 明治・大正の雑誌メディア- 2008年9月20日~2008年12月7日
  • 近代教育をささえた教科書展 東書文庫コレクションを中心として 2009年7月18日~2009年10月12日
  • 印刷博物館10年のあゆみ 文字と図像による印刷美 2010年7月17日~2010年9月23日
  • 空海からのおくりもの 高野山の書庫の扉をひらく 2011年4月23日~2011年7月18日
  • 印刷都市東京と近代日本 2012年10月20日~2013年1月14日
  • 印刷と美術のあいだ キヨッソーネとフォンタネージと明治の日本 2014年10月18日~2015年1月12日
  • ヴァチカン教皇庁図書館展II 書物がひらくルネサンス 2015年4月25日~2015年7月12日
  • 武士と印刷 2016年10月22日~2017年1月15日
  • キンダーブックの90年 童画と童謡でたどる子どもたちの世界 2017年10月21日~2018年1月14日
  • 天文学と印刷 新たな世界像を求めて 2018年10月20日~2019年1月20日
  • 和書ルネサンス 江戸・明治初期の本にみる伝統と革新 2021年4月17日~2021年7月18日
  • 地図と印刷 2022年9月17日~2022年12月11日
  • 明治のメディア王 小川一眞と写真製版 2023年11月18日~2024年2月12日

利用情報

[編集]
  • 開館時間 - 10時~18時
  • 休館日 - 月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 入場料 - 一般400円、学生200円、高校生100円、中学生以下および70歳以上無料、団体割引有
  • 併設のライブラリーは印刷機械や技術だけではない、印刷の歴史や社会的な背景、表現など印刷文化に関わる本全般を扱っている。99%の図書が閉架なので検索が必要である。

交通アクセス

[編集]
  • 江戸川橋駅から徒歩8分、飯田橋駅から徒歩13分、後楽園駅から徒歩10分。
  • 都営バス上69・飯64系統「東五軒町」、「大曲」バス停から徒歩3分。
  • 文京区コミュニティバスBーぐる「トッパンホール・印刷博物館」バス停から徒歩4分。

脚注

[編集]
  1. ^ 館長に就任いたしました”. 印刷博物館 (2021年10月1日). 2023年11月25日閲覧。
  2. ^ 印刷博物館の徹底レポ

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]