博多・フジヤマ Express
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博多・フジヤマ Express(はかた・フジヤマエクスプレス)は、かつて山梨県富士河口湖町と福岡県福岡市を結んでいた、高速バスの愛称名である[1]。
2014年(平成26年)8月2日から[2]、2018年3月31日まで運行されていた[3]。
概要
[編集]山梨県・静岡県と福岡県を結ぶ高速バスとして開業した。
定期運行時代は運賃は時期別に設定されており、A運賃、B運賃(A運賃の1,500円引)、C運賃(A運賃の3,000円引)の3種類があった。後述の季節運行になってからは運賃は固定されている。更に車両内の独立3列シートと最後尾4列シートでも価格が異なった。最後尾4列シートは独立3列シートの500円引きで、女性専用席であった[1]。
運行本数
[編集]- 夜行便 1日1往復[1]
運行会社
[編集]停留所
[編集]- 河口湖駅 - 富士急ハイランド - 御殿場駅 - 沼津駅北口 - 東名富士 - 東静岡駅 - 東名焼津西 - 東名浜松北 - 小倉駅前 - 砂津 - 高速千代ニュータウン - 西鉄天神高速バスターミナル - 博多バスターミナル
※本州内区間・福岡県内区間のみの利用は不可[1]。
夜と朝に1回ずつ休憩を行い、休憩場所は上下便ともに日本坂パーキングエリアと佐波川サービスエリアである[4]。
2016年8月10日のダイヤ改正にて、休憩場所は浜名湖サービスエリアと美東サービスエリアに変更された。
また、2017年4月からは季節運行(ゴールデンウィーク・富士登山シーズン・年末年始・春休みのみ)となった[5]。
沿革
[編集]車両
[編集]- 富士急山梨バス、西日本鉄道ともに3列独立シート(最後尾のみ4列シート)の28人乗り、トイレ付きの車両を使用した。全席にコンセントを設置[4]。尚、西日本鉄道の車両は、希望ナンバー制度を利用し車両ナンバーを富士山の標高を表す「37-76」で登録されており、同路線廃止後は、ごかせ号に転用された。
脚注
[編集]- ^ a b c d “福岡・北九州 〜 静岡・富士山・富士急ハイランド線 夜行高速バス(博多・フジヤマExpress)”. 西日本鉄道. 2015年11月7日閲覧。
- ^ a b c d 小田切敏雄(2014年8月6日). “夜行高速バス:富士五湖−福岡、発進 河口湖駅で式典”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b “夜行高速バス「福岡・北九州~静岡・富士山・富士急ハイランド線(博多・フジヤマExpress)」運行終了について”. 西日本鉄道 (2018年2月23日). 2018年2月26日閲覧。
- ^ a b c d 『夜行高速バス ー福岡・北九州~静岡・富士山・富士急ハイランド線ー 運行開始』(PDF)(プレスリリース)西日本鉄道、2014年6月27日 。
- ^ a b “福岡・北九州~静岡・富士山・富士急ハイランド線(博多・フジヤマ Express) の運行日変更について” (PDF). 西日本鉄道 (2017年2月23日). 2017年2月23日閲覧。
- ^ 『一般乗合旅客自動車運送事業の事業計画変更(路線延長)認可申請状況』(PDF)(プレスリリース)九州運輸局、2014年8月11日 。
- ^ “「博多・フジヤマExpress」8月10日(水)ダイヤ改正”. 西日本鉄道. 2016年7月11日閲覧。