単線新幹線
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単線新幹線(たんせんしんかんせん)とは、単線で整備する新幹線建設方法である。
概要
[編集]フル規格新幹線と呼ばれる従来の新幹線(複線)を単線にすることで建設費の低減を目指す新幹線建設方法である。大阪産業大学の波床正敏によるとフル規格新幹線に比べて36%のコスト低減が図れるとしている[1]。国土交通省によると令和元年度より前、運行本数は1時間あたり2本(速達タイプ1本、緩行タイプ1本)が可能。コスト削減効果はトンネルは83%、土構造部は83%、高架橋は76~81%、橋梁は66~74%の費用で建設できる。ただし防音壁については削減効果はないと考えていた。令和元年度にケースを設定して詳しく調査し、一部区間(70%)を単線にした場合は約10~11%、全線を単線にした場合は約14%~16%のコスト削減率になった[2]。