南雲明彦
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南雲 明彦(なぐも あきひこ、1984年11月26日 - )は、日本の講演家。新潟県湯沢町出身。川崎特区明蓬館高等学校の共育コーディネーター、株式会社システムブレーンの専属講師。[1]
略歴
[編集]学習障害の一種であるディスレクシアを抱える[2]。21歳の時、学習障害の問題に取り組むNPO法人関係者の指摘で、ディスレクシアであることを自覚する[3]。2012年、人間力大賞2012にて厚生労働大臣奨励賞と東京商工会議所奨励賞を受賞する[4]。
講演家としての活動
[編集]「ハートをつなごう」(NHK教育テレビ)への出演や「埼玉新聞」をはじめとする数々の新聞に取り上げられる。この過程で、講師派遣会社である株式会社システムブレーンからスカウトを受け、同社の専属講師になる。講演活動を多い時には年100回行う。
著書
[編集]- 『庭に小さなカフェをつくったら、みんなの居場所になった。』(共著/ぶどう社) ISBN 978-4892402395
- 『治ってますか?発達障害』(共著/花風社)ISBN 978-4907725945
- 『LDは僕のID —字が読めないことで見えてくる風景』(中央法規出版)ISBN 978-4805836743
- 『僕は、字が読めない。〜読字障害(ディスレクシア)と戦いつづけた南雲明彦の24年〜』(小菅宏/集英社インターナショナル)ISBN 978-4797671933
- 『泣いて、笑って、母でよかった〜読字障害・南雲明彦と母・信子の9200日〜』(小菅宏/WAVE出版)ISBN 978-4872905052
- 『断ちきれない絆〜読字障害(ディスレクシア)・南雲明彦発言集』(小菅宏/宝島社)ISBN 978-4796687430
- 『私たち、発達障害と生きてます〜出会い、そして再生へ〜』(共著/ぶどう社)ISBN 978-4892401978
新聞掲載
[編集]- 埼玉新聞(2007年2月7日、14日、21日 28日)
- 毎日新聞(2008年8月18日)
- 朝日新聞(2009年2月23日、10月16日)
- 新潟日報(2009年9月7日、2010年5月5日、2011年1月16日)
- 読売新聞(2009年12月12日、2012年1月5日)
- 福祉新聞(2010年6月7日)
- 西多摩新聞(2011年6月24日)
- 茨城新聞(2011年8月10日)
- 中日新聞(2012年9月8日)
テレビ出演
[編集]- ハートをつなごう(NHK教育テレビ) 2007年4月30日 - 5月1日
- 四国放送 2010年12月4日
- 情報プレゼンター とくダネ!2011年6月14日
- あさイチ (NHK総合テレビ) 2018年1月24日
脚注
[編集]- ^ “プロフィール – 南雲明彦 オフィシャルウェブサイト”. 南雲明彦. 2014年7月10日閲覧。
- ^ “気づきから支援へ 軽度発達障害考”. 埼玉新聞. 2007年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年2月7日閲覧。
- ^ 『僕は、字が読めない。読字障害(ディスレクシア)と戦いつづけた南雲明彦の24年』集英社インターナショナル 2009, p.8 ISBN 978-4797671933
- ^ “人間力大賞2012 - 人間力大賞2012受賞者”. 日本青年会議所. 2012年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月4日閲覧。