南部健一
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南部 健一(なんぶ けんいち、1943年2月22日 - )は、日本の工学者、東北大学名誉教授、工学博士、100年余学界の難問と云われたボルツマン方程式(Boltzmann equation)の解法を1980年世界で初めて発見した。又、ランダウ・フォッカー・プランク方程式(Landau-Fokker-Planck equation)の解法を世界で初めて63年振りに導いた。研究分野は層流・乱流、希薄気体、プロセスプラズマ。
略歴
[編集]- 1943年 金沢市に生まれる
- 1949年 金沢市立千木小学校入学(後に廃校、千坂小学校と併合さる)
- 1955年 金沢市立長田小学校卒
- 1958年 金沢市立長田中学校卒
- 1961年 金沢二水高等学校卒
- 1965年 金沢大学工学部機械工学科卒
- 1970年 東北大学大学院博士課程修了 工学博士(東北大学)
- 1986年 東北大学高速力学研究所 教授
- 1986年 ドイツ航空宇宙センター(旧研究所)(DLR)客員研究員
- 1989年 東北大学流体科学研究所教授
- 1989年 ソ連科学アカデミー(ITM)客員研究員
- 1993年 仏ピエール・マリー・キュリー大学客員教授
- 2006年 東北大学教授退官、東北大学名誉教授
受賞歴
[編集]- 1965年 畠山賞(日本機械学会)
- 1972年 L.F.Moody賞(アメリカ機械学会)
- 1994年 論文賞(日本機械学会)
- 1994年 業績賞(日本機械学会計算力学部門)
- 1997年 流体科学研究賞(財団法人機械研究会)
- 1998年 フロンティア賞(日本機械学会流体工学部門)
- 2001年 流体力学論文賞(日本流体力学会)
- 2008年 流体工学研究で紫綬褒章受章[1]
- 2016年 瑞宝中綬章[2]
著書
[編集]脚注
[編集]- ^ “南部健一名誉教授、紫綬褒章を受章” (PDF). 東北大学. 2023年6月29日閲覧。
- ^ “平成28年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 14 (2016年4月29日). 2023年3月3日閲覧。