南海通記
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『南海通記』(なんかいつうき)は、香西成資が四国(南海道)の中世史について記した通史。享保3年(1718年)刊行。
香西成資が寛文3年(1663年)に著した『南海治乱記』を補訂し改めて世に出したもので、21巻からなる[1]。著者自筆による書写本が現在白峯寺(香川県坂出市)に現存している[2]。
なお、序文は竹田定直(藩校修猷館(東学問稽古所)初代総受持(館長)竹田定良の祖父)が記す[3]。
出典
[編集]- ^ 香西成資原著・伊井春樹訳『南海治乱記(上)』(教育社新書、1981年(昭和56年).p23
- ^ 香西成資原著・伊井春樹訳『南海治乱記(上)』(教育社新書、1981年(昭和56年).p24
- ^ 『南海通記』資料叢書 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1020201