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南海プライベートリート投資法人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南海プライベートリート投資法人
Nankai Private Reit Inc.
種類 投資法人
市場情報 非上場
本店所在地 日本の旗 日本
542-0076
大阪府大阪市中央区難波4丁目4番1号
設立 2023年(令和5年)7月3日[1]
業種 REIT
法人番号 1120005023719
代表者 執行役員 中谷洋一
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
外部リンク https://www.nankai-pr.co.jp
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南海プライベートリート投資法人(なんかいプライベートリートとうしほうじん[2])は、大阪市中央区にある投資法人私募リート)。

概要

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スポンサーは南海電気鉄道株式会社(南海電鉄)で、資産運用会社は同社100%子会社の南海リートマネジメント株式会社である[3][4]。資産保管会社・投資主名簿管理人・一般事務受託会社は三井住友信託銀行株式会社。

総合型の私募リートである。ポートフォリオ構築方針は、エリア別では”なんば・沿線”をコアエリアとした関西圏が60%以上、東京圏及びその他政令指定都市等が40%以下で、用途別ではオフィス・住宅・商業が60%以上、ホテル・その他が40%以下としている[1]

2023年(令和5年)7月3日に設立され、11月16日に資産規模約210億円で運用開始を開始した[1][5]。南海電鉄は、中期経営計画「共創140計画」の「選ばれる沿線づくりと不動産事業深化・拡大」の一環として、所有不動産の当リートへの売却により開発資金を確保し、難波(なんば)などの沿線のまちづくりに投資することで「地域共創型まちづくり」を加速させる[1]。南海電鉄は売却益として2024年3月期で営業利益約27億円、特別利益約51億円を計上する見込みと開示した[6]

3~5年を目途に約500億円の資産運用規模を目指すとしている[1]

沿革

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設立前の経緯

南海電鉄は、2021年5月の2021年3月期決算説明会の質疑応答で、私募リート組成を検討していることを明らかにした[7]

2022年3月31日に発表した中期経営計画「共創140計画」で私募リートを設立するとした[8][9][10]

設立以降
  • 2023年(令和5年)7月3日 - 設立
  • 2023年(令和5年)8月25日 - 内閣総理大臣による登録の実施(登録番号:近畿財務局長 第10号)[11]
  • 2023年(令和5年)11月16日 - 運用開始(資産規模約210億円)[1]

ポートフォリオ

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なんばパークス

資産規模(取得価格ベース)は、運用開始時に約210億円。

当初組入物件は、なんばパークス(区分所有権の共有持分7.5%)や「セントラル堺東」(賃貸住宅)などである。

投資主

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運用開始時に、日本政策投資銀行が出資した[12]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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