コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

南慎一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南慎一郎
みなみ しんいちろう
生年月日 1885年2月8日
出生地 日本の旗富山県高岡市
没年月日 (1965-08-17) 1965年8月17日(80歳没)
出身校 東京帝国大学法科大学独法科(現東京大学法学部)
前職 弁護士
現職 弁護士

当選回数 1回
在任期間 1948年6月1日 - 1952年5月31日

官選高岡市長
在任期間 1926年8月7日 - 1930年8月6日
テンプレートを表示

南 慎一郎(みなみ しんいちろう、1885年明治18年)2月8日[1] - 1965年昭和40年)8月17日[1])は、日本の弁護士富山県高岡市長

経歴

[編集]

富山県高岡市出身。1912年(明治45年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業[2]三共株式会社秘書・泰昌製薬株式会社取締役を務め、1921年大正10年)に退職した[2]。同年、弁護士を開業した[1]

1926年(大正15年)、高岡市長に選出され、1930年(昭和5年)まで在任した。

退任後は日本興業銀行取締役、高岡土地株式会社監査役を務め[3]1932年(昭和7年)より再び弁護士を開業した[1]1940年(昭和15年)から検事に転じ、岡山地方裁判所検事、横須賀区裁判所検事を務めた。

1948年(昭和23年)、再び高岡市長に選出され、1952年(昭和27年)まで在任した。

退任後は弁護士として活動した[1]

市長として、1期目は上水道敷設に着手し、2期目は下水道敷設事業に着手。その功績で高岡市から名誉市民の称号が贈られた[4]





脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 『日本の歴代市長 第2巻』p.140
  2. ^ a b 『帝国大学出身録』p.1486
  3. ^ 『人事興信録』
  4. ^ 高岡市. “高岡市名誉市民” (日本語). 2024年8月15日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 原田登編『帝国大学出身録』帝国大学出身録編輯所、1922年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。 
  • 『日本の歴代市長 第2巻』歴代知事編纂会、1984年。