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南川副町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みなみかわそえまち
南川副町
廃止日 1955年4月1日
廃止理由 新設合併
南川副町中川副村大詫間村川副町
現在の自治体 佐賀市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 佐賀県
佐賀郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 8,702
国勢調査、1950年)
隣接自治体 大詫間村、中川副村、西川副村
南川副町役場
所在地 佐賀県佐賀郡南川副町大字鹿江
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南川副町(みなみかわそえまち[1])は、佐賀県佐賀郡にあった。現在の佐賀市の一部にあたる。

地理

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歴史

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  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、佐賀郡犬井道村、鹿江村が合併して村制施行し、南川副村(みなみかわそえむら)が発足[1][2]。旧村名を継承した犬井道、鹿江の2大字を編成[2]
  • 1943年(昭和18年)4月7日 - 村の沖合で操業していたウミタケ採取船が難破。約70人が死亡[3]
  • 1953年(昭和28年)4月1日 - 町制施行し南川副町となる[1]
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 佐賀郡中川副村、大詫間村と合併し、川副町を新設して廃止された[1][2]。合併後、川副町大字犬井道・鹿江となる[2]

地名の由来

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西川副村と早津江村に挟まれ、川副郷の南端に位置することから[2]

産業

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  • 農業、商業、漁業、工業[2]
  • 明治中期から酒造業1軒(銘:御宴)が営業[2]
  • 大正期から有明海海産物の食品加工販売業が成長した[2]

交通

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港湾

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  • 戸ヶ里漁港[2]

乗合自動車

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  • 1930年(昭和5年)頃、朝日タクシーが犬井道を起点として早津江 - 諸富 - 蓮池 - 佐賀間に旅客自動車を運行[2]。1943年(昭和18年)佐賀市営バスに転換[2]

脚注

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  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』760頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』671頁。
  3. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、62頁。ISBN 9784816922749 

参考文献

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関連項目

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