南島警察署
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(南島幹部交番から転送)
南島警察署(なんとうけいさつしょ)は度会郡南島町にあった三重県警察管轄の警察署。
沿革
[編集]- 1887年(明治20年)1月1日:山田警察署の神前分署を設置する[1]。
- 1889年(明治22年)4月5日:宇治山田警察署の吉津分署に改称する[2]。
- 1926年(大正15年)7月1日:吉津警察署に昇格する[3]。
- 1944年(昭和19年)12月7日:東南海地震により庁舎が倒壊する。
- 1946年(昭和21年)12月14日:木造瓦葺2階建ての庁舎を新築する。
- 1948年(昭和23年)3月7日:旧警察法の施行に伴い、国家地方警察南度会地区警察署となる[4]。
- 1955年(昭和29年)7月1日:警察法の施行に伴い、三重県吉津警察署となる[5]。
- 1955年(昭和30年)4月1日:町村合併による南島町の発足に伴い、三重県南島警察署に改称する[6]。
- 1957年(昭和32年)8月1日:南島警察署が廃止、伊勢警察署に統合する[7]。旧庁舎は南島警部派出所となる。
- 1969年(昭和44年)5月15日:度会郡南島町村山に鉄筋平屋建ての庁舎を新築、移転する[8][9][10]。
- 1985年(昭和60年)4月16日:南島幹部警察官派出所に改称する[11]。
- 1995年(平成7年)2月17日:南島幹部交番に改称する[12]。
所在地
[編集]- 1955年当時(南島警察署):度会郡南島町字神前浦23-2
- 2009年現在(南島幹部交番):度会郡南伊勢町村山1118-2
管轄区域
[編集]- 度会郡南島町
駐在所
[編集]- ( )の中は所在地
- 南島町鵜倉巡査駐在所(南島町贄浦)
- 南島町中島巡査駐在所(南島町阿曽浦)
- 南島町島津巡査駐在所(南島町古和浦)
- 1961年(昭和36年)1月10日:「巡査駐在所」から「警察官駐在所」へ改称する[13]。
- 1966年(昭和41年)3月15日:島津警察官駐在所を新築、完成する。
- 2006年(平成18年)4月1日:3駐在所を廃止する[14]。
参考文献
[編集]- 『三重県警察史 第二巻』(1965年11月3日発行、編集発行:三重県警察本部警務部警務課)
- 『三重県警察史 第三巻』(1966年7月1日発行、編集発行:三重県警察本部警務部警務課)
- 『三重県警察史 第四巻』(1994年10月1日発行、編集:三重県警察史編さん委員会、発行:三重県警察本部)
- 『南島町史』(1985年4月1日発行、編纂発行:南島町)
脚注
[編集]- ^ 明治19年12月15日 三重県令 第26号
- ^ 明治22年4月5日 三重県令 第31号
- ^ 大正15年6月25日 三重県令 第67号
- ^ 昭和23年1月23日 三重県告示 第30号
- ^ 昭和29年6月30日 三重県条例 第51号
- ^ 昭和30年3月31日 三重県条例 第23号
- ^ 昭和32年7月27日 三重県条例 第42号
- ^ “南島警部派出所できる 伊勢署”. 伊勢新聞: p. 2. (1969年5月14日)
- ^ “町から村から ◇南島警部派出所完工”. 中日新聞 朝刊 伊勢志摩版: p. 9. (1969年5月14日)
- ^ “南島派出所が完成”. 朝日新聞 朝刊 三重版: p. 16. (1969年5月14日)
- ^ 昭和60年4月16日 三重県公安委員会告示 第10号
- ^ 平成7年2月17日 三重県公安委員会告示 第5号
- ^ 昭和36年1月10日 三重県公安委員会告示 第1号
- ^ 平成18年3月31日 三重県公安委員会告示 第37号
座標: 北緯34度16分28.72秒 東経136度29分29.93秒 / 北緯34.2746444度 東経136.4916472度