コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

南京軒食品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社南京軒食品
Nankinken
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
335-0031
埼玉県戸田市美女木4-18-2
設立 2021年7月
業種 食料品
法人番号 7030001143375
事業内容 麺類製造卸、業務用食材消耗品卸
代表者 代表取締役社長 三浦健太郎
資本金 100万円
主要株主 大和フーズ(株) 100%
主要子会社 (株)マルナンフード
外部リンク 南京軒食品 - ウェイバックマシン(2019年1月19日アーカイブ分)
特記事項:創業は1914年。
企業情報は新社のデータ。
旧:株式会社南京軒食品は1973年3月設立。
テンプレートを表示

株式会社南京軒食品(なんきんけんしょくひん)は、埼玉県戸田市に本社を置く製麺業者。

概要

[編集]

各種中華麺の製造・販売を行っており、製造に関してはラーメン店の嗜好に合わせた麺作りを行っており、アイテム数は300を超える[1]子会社にラーメン店「元祖札幌や」を運営するマルナンフードを持つ。

1914年に合資会社南京製麺所として創業[2][3]。1973年3月に南京製麺所の事業を継承する形で旧社が設立[2][3]首都圏を中心に営業基盤を築き[2][3]、2010年2月期は約12億4800万円の売上があった[3]

しかし、得意先の90%が個人経営のラーメン屋や中華料理店であったこともあり、これらの店舗の閉店・廃業・倒産が相次ぎ[1]、2015年2月期に売上が10億円を割り込んだ他[2]、2017年2月期から2019年2月期までの3期連続で減収となったと同時に赤字決算となった[1]

2020年8月期の売上も、新型コロナウイルスの影響により約1億6400万円にまで落ち込んだ[1][3]。このため旧社は、マルナンフード(旧社)と共に2021年4月21日に東京地方裁判所民事再生法の適用を申請。同日付で監督命令を受けた[2][3]。負債総額は約6億5000万円。

民事再生スポンサーには、栃木県宇都宮市に本社がある大和フーズが選定された[2][3]。大和フーズは2021年7月に2社の事業を承継する新会社として、株式会社南京軒食品(新社)と株式会社マルナンフード(新社)を設立。新会社2社は、同年8月1日付で南京軒食品(旧社)とマルナンフード(旧社)から事業を譲受した。新社の本社は工場がある埼玉県戸田市に置かれる[4][5]。南京軒食品(旧社)とマルナンフード(旧社)は同年8月1日に株式会社NKK、株式会社MNFへそれぞれ商号変更された[6][7]。NKKとMNFは民事再生手続を継続する。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d コロナで相次ぐ「ラーメン店」倒産。老舗フランチャイズが100年の歴史に幕”. ニュースイッチ Newswitch (2021年7月31日). 2022年6月4日閲覧。
  2. ^ a b c d e f TSR速報 (株)南京軒食品ほか1社東京商工リサーチ 2021年4月22日
  3. ^ a b c d e f g グループ会社でラーメン店「元祖札幌や」を展開する南京軒食品が民事再生”. 帝国データバンクYahoo!ニュース (2021年4月22日). 2021年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月4日閲覧。
  4. ^ 株式会社南京軒食品国税庁法人番号公表サイト
  5. ^ 株式会社マルナンフード国税庁法人番号公表サイト
  6. ^ 株式会社NKK国税庁法人番号公表サイト
  7. ^ 株式会社MNF国税庁法人番号公表サイト

外部リンク

[編集]