南三陸ホテル観洋
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南三陸ホテル観洋 | |
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外観 | |
ホテル概要 | |
正式名称 | 南三陸ホテル観洋 |
運営 | 株式会社阿部長商店 |
所有者 | 株式会社阿部長商店 |
階数 | 1 - 10階 |
レストラン数 | 1軒 |
部屋数 | 244室 |
開業 | 1972年7月 |
最寄駅 | 気仙沼線BRT 志津川駅 |
最寄IC | 三陸沿岸道路 志津川IC |
所在地 |
〒986-0766 宮城県本吉郡南三陸町志津川黒崎99-17 |
公式サイト | 公式サイト |
南三陸ホテル観洋(みなみさんりくホテルかんよう)は、宮城県本吉郡南三陸町志津川にあるホテル。株式会社阿部長商店が運営する。
歴史
[編集]1972年(昭和47年)7月、朝日観光株式会社によって開業[1]。1977年(昭和52年)3月、気仙沼市で鮮魚仲買・水産加工を営む阿部長商店に吸収合併された[1]。合併後に宴会場や新館増築などを進めて収容人数を増強。その後の増改築により1997年(平成9年)には客室244室・収容人数1,300名となった[1]。2004年(平成16年)には大浴場や露天風呂を備える南三陸温泉を開湯した[1]。
東日本大震災の影響
[編集]東日本大震災では避難所の1つとなり、約600名の被災者を受け入れた[2]。
2012年2月から、町内の被災地をバスで回り、当ホテル従業員や地元ボランティアが解説する「語り部バス」の運行を行っている[2]。参加者は2022年1月時点で延べ42万人に上り[3]、このバスの運行によりツーリズムEXPOジャパンの第3回ジャパン・ツーリズム・アワードの大賞を受賞した[4][5]。またホテル自体も、震災の伝承の場となっている[2]。
主な施設
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南三陸温泉
[編集]レストラン
[編集]- シーサイド
主なアクティビティ
[編集]語り部バス
[編集]震災を風化させないことを目的に、当ホテルの従業員らが語り部となって南三陸町内の震災関連地をバスで案内するツアー[7]。要予約であるが、ホテルの宿泊者でなくても参加可能。通常コース(約60分)のほか、当ホテルが管理する震災遺構の高野会館を見学する特別コース(約90分)もある。
津川湾観光船
[編集]志津川湾をクルージング。約55分。ウミネコやカモメと触れ合うこともできる[8]。
屋上「汐風の空」スターパーティー(星空観察会)
[編集]2017年から月に一度、ホテル屋上「汐風の空」でスターパーティーを開催している。宿泊者でなくても参加可能[9]。
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “会社のあゆみ”. 阿部長商店 (2016年11月5日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ a b c 「修学旅行生に震災を伝承 南三陸町のリゾートホテル」『日本経済新聞』2020年10月8日。2021年1月1日閲覧。
- ^ 三浦英之 (2022年1月9日). “震災から10年経て伝え続けようとする人たち 民間の取り組み活発に”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社) 2024年3月23日閲覧。
- ^ “高野会館”. るるぶ特別編集 東日本大震災伝承施設ガイド. 復興庁. 2023年6月11日閲覧。
- ^ “南三陸『ホテル観洋』 災害をいまに伝える“語り部バス””. ウェザーニュース. (2018年3月11日) 2021年3月12日閲覧。
- ^ a b “絶景露天風呂が自慢!宮城「南三陸ホテル観洋」で贅沢な大人の寛ぎ旅 - 女子旅プレス” (2017年9月24日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “語り部バス | 【公式】南三陸ホテル観洋”. www.mkanyo.jp (2023年3月17日). 2024年2月16日閲覧。
- ^ “志津川湾観光船 | 【公式】南三陸ホテル観洋”. www.mkanyo.jp (2023年3月17日). 2024年2月16日閲覧。
- ^ “アクティビティ | 【公式】南三陸ホテル観洋”. www.mkanyo.jp (2023年3月16日). 2024年2月16日閲覧。