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卓社大山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
卓社大山
槌仔寮山から望む卓社大山(中央奥)
標高 3,368 m
所在地 中華民国の旗 台湾
南投県仁愛郷
位置 北緯23度50分04秒 東経121度06分57秒 / 北緯23.83444度 東経121.11583度 / 23.83444; 121.11583座標: 北緯23度50分04秒 東経121度06分57秒 / 北緯23.83444度 東経121.11583度 / 23.83444; 121.11583
プロジェクト 山
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卓社大山(たくしゃだいさん)は、台湾南投県仁愛郷に位置する標高3,368mの山。

概要

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  • 南投県仁愛郷の法治村と地利村の最高峰であり、台湾百岳では40位であった。
  • 北東側に伸びる稜線は干卓萬山三叉峰で東西に分かれ、東は干卓萬山、西は牧山火山が位置している。
  • 山体が大きく、山腹が急峻なことからこの名が付いた[1]

神話

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  • 大洪水神話太古の昔に大蛇が暴れて濁水渓をふさいで氾濫し、全土が水浸しになったが、玉山東郡大山、卓社大山の3山だけが、沈まずに最後の避難場所になったという[2]
  • 太陽征伐太古の昔、太陽は2つ存在し、地上の生物は暑さに苦しんでいた。勇者は子供を連れて、太陽を征伐するために卓社大山から旅に出た。長い道のりの末、世界の果てである東郡大山大石公山という説もある)にたどり着き、弓を引いて矢を放った。すると太陽の一つが矢に射抜かれ、月に変わった。帰還した際には勇者はすでに亡くなっており、子供たちは老人になってしまったという[2]

脚注

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  1. ^ 連鋒宗 (2007). “卓社大山”. 臺灣百岳全集:中央山脈北段. 上河文化. ISBN 978-986-7342-23-2. オリジナルの2021-05-13時点におけるアーカイブ。. https://www.sunriver.com.tw/blog/卓社大山/ 2022年5月23日閲覧。 
  2. ^ a b -{鹿野忠雄}- (2000年2月). “卓社大山之行”. 山と雲と蕃人と (漢譯初版 ed.). 台北: 玉山社. pp. 255-257. ISBN 957-8246-33-1