半田畔
表示
半田 畔(はんだ ほとり、1993年[1] - )は、日本の小説家。神奈川県逗子市出身[1][2]。
経歴・人物
[編集]高校時代は部活動でゴルフを嗜んでいたが、全国大会での敗北を機に、インドア生活に転向した[3]。
2015年、投稿作「風見夜子の死体見聞」で第三回富士見ラノベ文芸大賞《金賞》を受賞し、2016年に同作でデビューした[3][1][2][4]。同年の一迅社文庫大賞では、「海のユーユ」で《箕崎・七月賞》を受賞し[5]、翌年に同作を改題した『人魚に嘘はつけない』を刊行している[1]。
2021年からはシェアハウスでの生活を送っている[3]。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 風見夜子の死体見聞(富士見L文庫、2016年6月11日、ISBN 978-4-04-070986-4)
- 人魚に嘘はつけない(一迅社、2017年7月31日、ISBN 978-4-7580-4968-9)[1]
- とどけるひと――別れの手紙の郵便屋さん―― (富士見L文庫、2017年8月12日、ISBN 978-4-04-072399-0)
- きみを忘れないための5つの思い出(集英社オレンジ文庫、2018年2月20日、ISBN 978-4-08-680179-9)
- 吉祥寺のパン兄弟 祖母が遺した焼き立てバタール(富士見L文庫、2018年5月15日、ISBN 978-4-04-072744-8)
- ふたり住まい 親友の息子をやしなっています(一迅社 メゾン文庫、2018年10月10日、ISBN 978-4-7580-9111-4)
- 怪異探偵の喰加味さんは悪意しか食べない(富士見L文庫、2019年4月15日、ISBN 978-4-04-073126-1)
- 群青ロードショー(集英社オレンジ文庫、2019年5月17日、ISBN 978-4-08-680256-7)
- 科学オタクと霊感女 -成仏までの方程式-(LINE文庫、2019年10月4日、ISBN 978-4-908588-92-1)
- さよなら、君の贖罪(集英社オレンジ文庫、2020年5月20日、ISBN 978-4-08-680321-2)
- ひまりの一打(集英社文庫、2021年2月19日、ISBN 978-4-08-744216-8)
- マーディスト ―死刑囚・風見多鶴―(角川スニーカー文庫、2021年12月24日・2022年2月1日、ISBN 978-4-04-112228-0〈上〉・ISBN 978-4-04-112229-7〈下〉)
- サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景(ジャンプ ジェイ ブックス、2022年10月4日、ISBN 978-4087035247)
- 幼馴染は、にゃあと鳴いてスカートのなか(角川スニーカー文庫、2024年6月28日、ISBN 978-4-04-114917-1)
- 執事の本棚は騒がしい 風見七士と数奇な図書館(富士見L文庫、2024年8月9日、ISBN 978-4-04-075539-7)
アンソロジー収録作品
[編集]- 「修羅場のエレベーター」 - 『5分で読める胸キュンなラストの物語』(集英社JUMP j BOOKS、2021年4月)収録
- 「グッド・ローカス」 - 『非接触の恋愛事情』(集英社文庫、2021年12月)収録
脚本
[編集]- ボイスノベル『木更津さんの15秒』(peep、2019年8月)[6]
- シネマ小説『影菱日向の二重恋愛』(peep、2019年8月)[7]
- シネマコンテンツ『絶対服従-ヒプノシスドロップ-』(peep、2020年4月)[8]
脚注
[編集]- ^ a b c d e “一迅社WEB | 人魚に嘘はつけない”. www.ichijinsha.co.jp. 2022年6月1日閲覧。
- ^ a b 富士見L文庫『きみを忘れないための5つの思い出』「著者略歴」より。
- ^ a b c “独占インタビュー「ラノベの素」 半田畔先生『マーディスト ―死刑囚・風見多鶴―』”. ラノベニュースオンライン. 2024年2月5日閲覧。
- ^ “ファンタジア大賞WEBサイト”. ファンタジア大賞WEBサイト. 2022年6月1日閲覧。
- ^ “2作品が受賞! 一迅社文庫大賞2015の最終審査結果が発表”. ラノベニュースオンライン. 2024年2月5日閲覧。
- ^ チャット小説アプリ「peep」 小説と音声を同時に楽しめる「ボイスノベル」をリリース
- ^ “女子大生タレント十味が恋する演技に初挑戦!シネマ小説『影菱日向の二重恋愛』予告動画公開”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年6月1日閲覧。
- ^ “霜月めあ 本田夕歩演じる人気“百合コメディ”、TikTok総再生回数1400万回突破”. ドワンゴジェイピーnews. 2022年6月1日閲覧。