千種有任
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千種有任 | |
時代 | 江戸時代後期 - 明治時代 |
生誕 | 天保7年11月4日(1836年12月11日) |
死没 | 明治25年(1892年)9月2日 |
官位 | 従三位、宮内権大丞 |
主君 | 孝明天皇→明治天皇 |
氏族 | 千種家 |
父母 | 父:千種有文 |
妻 | 四辻正子(四辻公積の娘) |
子 | 有冬、有梁、有辰、任子、美寿子 |
千種 有任(ちぐさ[1] / ちくさ[要出典] ありとう)は、江戸時代後期の公卿。維新後は子爵。千種有文の子。官位は従三位・宮内権大丞。
経歴
[編集]安政5年(1858年)の廷臣八十八卿列参事件、慶応2年(1866年)の廷臣二十二卿列参事件に参加した。
戊辰戦争の際は大坂に親征。1869年右近衛権少将。1870年伊那県知事に就任したが、わずか1か月で宮内権大丞に任じられたため解任。その後は群馬県御用掛、宮内省御用掛、御歌所参候などを務めた。明治17年(1884年)7月8日に子爵に叙された。
系譜
[編集]栄典
[編集]脚注
[編集]- ^ 『平成新修旧華族家系大成』下巻、88頁。
- ^ a b 明治16年と同21年の上申書からみた明治天皇皇子女夭折問題深瀬泰旦、日本医史学雑誌 第61巻第2号(2015)
- ^ 『官報』第1351号「叙任及辞令」1887年12月28日。
参考文献
[編集]- 『長野県歴史人物大事典』 郷土出版社、1989年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』下巻、霞会館、1996年。
日本の爵位 | ||
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先代 叙爵 |
子爵 千種家初代 1884年 - 1892年 |
次代 千種有梁 |