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千松ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千松ダム
所在地 岩手県一関市藤沢町大籠
左岸所在地 岩手県一関市藤沢町大籠字大籠1-47地先[1]
右岸所在地 岩手県一関市藤沢町大籠字杉松1-3地先[1]
位置
千松ダムの位置(日本内)
千松ダム
北緯38度48分04.88秒 東経141度24分48.33秒 / 北緯38.8013556度 東経141.4134250度 / 38.8013556; 141.4134250
河川 北上川水系二股川
ダム湖 せんまつ湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 26.8 m
堤頂長 111 m
堤体積 22,000 m3
湛水面積 4 ha
総貯水容量 260,000 m3
有効貯水容量 220,000 m3
利用目的 A
事業主体 藤沢土地改良区
施工業者 竹中土木
着手年 / 竣工年 1996年1998年
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空中写真(2011年5月)

千松ダム(せんまつダム)は、岩手県一関市藤沢町大籠にあるダム

概要

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北上川水系二俣川に建設された重力式コンクリートダムで、藤沢土地改良区が管理している[2]。堤高26.8m、堤頂長111mで、2基のジェットフローゲートを備える[2]。ダムによって形成された人造湖は、せんまつ湖(せんまつこ)と命名された[2]。千松ダムの名称の由来は、ダム建設前にあった「千松調整池」から来ている[3]

ダム建設前の空中写真(1977年11月)。右下に千松調整池がある。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

沿革

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1996年平成8年)5月に工事安全祈願祭を行い、建設に着手した[4]。同年11月に定礎式を開催[5]1998年(平成10年)2月には湛水式を行い、運用を開始した[6]

脚注

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出典

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  1. ^ a b 藤沢土地改良区, p. 1.
  2. ^ a b c 千松ダム [岩手県](せんまつ)”. ダム便覧. 日本ダム協会. 2023年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月17日閲覧。
  3. ^ ダムカード画像コレクション 画像表示 - 千松ダム Ver.1.(2017.10)”. ダム便覧. 日本ダム協会. 2022年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月17日閲覧。
  4. ^ 藤沢町教育委員会 2011, p. 454.
  5. ^ 「工事進む国営千松ダム 藤沢で定礎式 農地開発事業完了へ」『岩手日報』1996年11月13日、朝刊、2面。
  6. ^ 藤沢町教育委員会 2011, p. 455.

参考文献

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  • 藤沢町教育委員会 編『藤沢町史 現代編』藤沢町、2011年9月25日。 
  • 藤沢土地改良区 編『千松ダム(せんまつ湖)』藤沢土地改良区。 

関連項目

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外部リンク

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