十川幸司
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人物情報 | |
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生誕 |
1959年 日本香川県[1] |
国籍 | 日本 |
出身校 | 山口大学医学部卒業 |
学問 | |
研究分野 |
精神病理学 ジャック・ラカン及び対象関係論を中心とする研究 |
研究機関 |
自治医科大学精神科 プレモントレ病院 フランスパリ第八大学精神分析学科 パリ高等社会学院 茨城県立友部病院 |
十川 幸司(とがわ こうじ、1959年 - )は、日本の精神分析家、精神科医。専門は、ジャック・ラカンおよび対象関係論を中心とする精神分析研究、ならびに精神病理学。
略歴
[編集]1959年香川県生まれ。1985年山口大学医学部卒業。1985年自治医科大学精神科勤務。1991年プレモントレ病院にて臨床に従事(フランス政府給費留学)。1992年パリ第八大学精神分析学科、1993年パリ高等社会学院を経て、1996年茨城県立友部病院勤務。1999年に個人オフィスを開業[2]。
論文
[編集]- 十川幸司「ダマシオとフロイト--現代の情動研究と精神分析」『大航海 : 歴史・文学・思想』第69号、新書館、2009年、116-123頁、CRID 1520854805511906432。
- 十川幸司「ジークムント・フロイト論(第3章)ヒステリーから強迫神経症ヘ」『思想』第1110号、岩波書店、2016年10月、70-89頁、ISSN 03862755、CRID 1520854805491183488。
著作
[編集]単著
[編集]- 『精神分析への抵抗―ジャック・ラカンの経験と論理』(青土社、2000年)
- 『精神分析』(岩波書店、2003年)
- 『来たるべき精神分析のプログラム』(講談社、2008年)
- 『フロイディアン・ステップ』(みすず書房、2019年)
共著書
[編集]- 『精神医学の名著50』(平凡社、2003年)
- 『新世紀の精神科治療(7)』(中山書店、2003年)
- 『精神医学文献辞典』(弘文堂、2003年)
- 『精神分析の名著』(中公新書、2012年)
- 『哲学のメタモルフォーゼ』(晃洋書房、2018年)
- 『創発と危機のデッサン』(学芸みらい社、2022年)
解説
[編集]- 『フロイト伝』(カトリーヌ・クレマン著、吉田加南子訳、青土社、2007年)
翻訳
[編集]- 『フロイト&ラカン事典』、佐々木孝次監訳、弘文堂、1997年。
- 『ラルース臨床心理学事典』、滝沢武久、加藤敏監訳、弘文堂、1999年。
- 『新版精神分析事典』、小出浩之、加藤敏、新宮一成、鈴木國文訳者代表、弘文堂、2002年。
- 『メタサイコロジー論』(ジークムント・フロイト)、講談社学術文庫、2018年。
- 『精神分析における生と死』(ジャン・ラプランシュ)、堀川聡司、佐藤朋子共訳、金剛出版、2018年。
脚注
[編集]- ^ ..:: RENAISSANCE GENERATION ::..
- ^ [1] 十川精神分析オフィス