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医療識別票

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
医療識別票の腕輪。(心臓バイパス、ペースメーカー、2型糖尿病、アレルギーは無しと印字されている)
医療識別票に刻印される救急医療を示すスター・オブ・ライフ

医療識別票(英語:Medical identification tag)とは、救急医療を示すスター・オブ・ライフが刻印され、1型糖尿病アナフィラキシーなどの重要な病歴リビング・ウィル蘇生措置拒否などの伝えたい事が印字、QRコード化された腕輪首飾りなどの装飾具。言葉がしゃべれない状況でも、医療従事者に情報を提供できるようになっている。

似たようなものに、投薬注意票(英語:medical alert tag)がある。

USBフラッシュメモリなどに情報を収める物もあるが、病院のルール・情報セキュリティの都合で確認が遅れる場合もある。また、スマートフォンにメディカルIDを登録するアプリも登場している[1]

表記される情報

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表記されるものの一例

など、命に係わる物などの情報が刻印される。

出典

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関連項目

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  • 遺言
  • 臓器提供意思表示カード - 脳死状態時に臓器を提供する意志を示すカード。2010年運転免許証の裏にも表示されるようになった。
  • ヘルプマーク - 内臓疾患、精神疾患、義足など外見からは援助が必要に見えない人のための認識票
  • 命のカプセル - 119番通報で駆けつけた救急隊員らが迅速に救急活動をするために、必要な医療情報などの存在を冷蔵庫のドアに表示し、庫内に情報を保管する制度
  • 認識票(ドッグタグ) - 兵士が身に着ける名前・血液型などの情報が記載されたタグ。体の欠損が激しい状態でも身元が分かるよう携帯される。
  • 医療刺青
  • 親衛隊血液型入れ墨 - ナチス親衛隊(SS)が左腋の下に入れた血液型の刺青。有事の際に優先的に輸血を受けるために彫られた物だが、戦後SSであることを証明する証拠となった。