北野美術館
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北野美術館 Kitano Museum of Art | |
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施設情報 | |
正式名称 | 北野美術館 |
専門分野 | 日本画・洋画・彫刻等 |
収蔵作品数 | 約600点 |
管理運営 | 公益財団法人北野美術館 |
開館 | 1968年(昭和43年)3月 |
所在地 |
〒381-0101 長野県長野市若穂綿内7963-2 |
位置 | 北緯36度37分3.8秒 東経138度15分10秒 / 北緯36.617722度 東経138.25278度座標: 北緯36度37分3.8秒 東経138度15分10秒 / 北緯36.617722度 東経138.25278度 |
外部リンク | http://www.kitano-museum.or.jp/ |
プロジェクト:GLAM |
北野美術館(きたのびじゅつかん、英: Kitano Museum of Art)は、長野県長野市若穂綿内にある美術館である。1968年(昭和43年)開館。運営は公益財団法人北野美術館。
概要
[編集]長野県最大の建設会社である北野建設を経営する実業家・北野吉登が所有する収蔵美術品を、美術館を建設し、広く公開することにより、地域文化の向上に寄与したいとの趣旨により設立された。
日本画・洋画・彫刻・書・工芸等600点余を所蔵。特に日本画、洋画は日本の近代絵画史上貴重な作品が数多く所蔵されているほか、海外巨匠の彫刻作品収集に力を注いでいる。美術館設計は皇居新宮殿の基本設計をはじめ著名な作品を残した吉村順三。造園設計は作庭家・重森三玲による枯山水。開館時の館長は河北倫明。
また、長野市中心部には更に開放的で実験的なアートスペースとしての美術館を目指して開館された別館である、北野カルチュラルセンターがある。
沿革
[編集]- 1968年(昭和43年)3月 - 開館
- 1993年(平成5年)6月 - 敷地内に、湯島天満宮信濃分社を建立
- 2002年(平成14年)8月 - 菅公千百年祭を記念し、湯島天満宮信濃分社の新社殿を造営
- 2003年(平成15年)4月 - 長野市西後町に別館北野カルチュラルセンターを開館
- 2015年(平成27年)4月22日 - 長野市戸隠に分館「北野美術館戸隠館」を開館[1][2]
主な収蔵作家
[編集]など
営業
[編集]- 営業時間
- 3月〜11月: 9:00 - 17:00
- 12月〜2月: 9:30 - 16:30
- 休館日
- 毎週月曜日
交通
[編集]その他
[編集]湯島天満宮信濃分社
[編集]美術館に隣接して、湯島天満宮(東京都文京区)から分霊された湯島天満宮信濃分社がある。
北野建設が湯島天満宮に奉納した社殿で、境内には長野オリンピックの折に高円宮・同妃とIOCのサマランチ会長(当時)夫妻が植樹した白梅がある。
湯島天満宮の分霊を祀るのは、当社と白岡八幡宮(埼玉県)境内神社の2社のみである。
脚注
[編集]- ^ “北野美術館分館 戸隠館の竣工式 「滞在型芸術村に」”. 中日新聞 (中日新聞社). (2015年4月17日)
- ^ 高橋龍介(2015年4月17日). “北野美術館戸隠館:落成 22日一般公開 開館記念に屏風展”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
参考文献
[編集]- 『信州の博物館』 朝日新聞長野支局、1983年
- 『長野県の博物館』 長野県教育委員会 1989年