北郷裕美
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北郷 裕美(きたごう ひろみ、1958年2月21日[1] - 、男性)は、日本の社会学者[2]、法政大学大学院政策創造研究科教授[3]。専門領域は、メディア論、情報学、地域社会学、コミュニティ放送、観光社会学[4]。学位は博士(国際広報メディア)(北海道大学・2008年)。
経歴
[編集]旭川市に生まれる[5]。1976年に北海道旭川東高等学校を卒業し、小樽商科大学商学部に進み[3][5]、在学中にSTVラジオでアシスタントディレクター職を経験する[6]。
1983年に小樽商科大学を卒業して上京しリクルートをはじめ、広告・映像などメディア関係の職場を複数経験した[5][6]。
2000年から2003年にかけて、札幌市西区のコミュニティ放送「三角山放送局」を経営するらむれすで、営業部長を務めた[5]。
その後、札幌学院大学大学院地域社会マネジメント研究科修士課程(指導教授:稲村勲 小内純子)、北海道大学大学院国際広報メディア研究科博士課程(指導教授:鈴木純一)に学び[5]、2008年、「コミュニティ・メディアと地域社会:公共的コミュニケーションの視点からの考察」により北海道大学から博士(国際広報メディア)を取得した[7]。
この間、2004年から札幌学院大学地域社会マネジメント研究センター専門員となり[6]、2012年には、札幌大谷大学社会学部地域社会学科准教授となった[5]。その後、2016年に大正大学地域創生学部教授、2020年に大正大学社会共生学部教授となった[3]。2023年4月に法政大学大学院政策創造研究科教授に就任した。
おもな著書
[編集]単著
[編集]- コミュニティFMの可能性:公共性・地域・コミュニケーション、青弓社、2015年
共著
[編集]- 日本のコミュニティ放送-理想と現実の間で―、晃洋書房、2017年
- 地域創生への招待―日本の明るい未来を切り拓く人材を養成、大正大学出版会、2020年
- 公共政策基礎ゼミナール 大正大学出版会、2021年 (第6章 「公共政策とメディア――地域情報化政策における協働の在り方」担当)
- 新・公共経営論:事例から学ぶ市民社会のカタチ、ミネルヴァ書房 、2020年
- 市民が育む持続可能な地域づくり - 地域メディアの役割と文化拠点としてのミュージアム、同時代社、2023年
脚注
[編集]- ^ 北郷裕美 (2015年2月27日). “ラジオというメディアの魅力 ―『コミュニティFMの可能性―公共性・地域・コミュニケーション』を書いて”. 青弓社. 2016年3月5日閲覧。
- ^ “地域メディアが果たす役割”. 十勝毎日新聞. (2015年9月1日):“地域社会学科 北郷 裕美准教授「地域メディアが果たす役割」が十勝毎日新聞に掲載されました”. 札幌大谷大学 (2015年9月11日). 2016年3月5日閲覧。 - 記事の画像を含むページ
- ^ a b c “教員紹介 北郷 裕美(キタゴウ ヒロミ)”. 法政大学大学院政策創造研究科. 2023年8月12日閲覧。
- ^ “プロフィール”. 北郷裕美. 2023年8月12日閲覧。
- ^ a b c d e f 北郷裕美 (hiromi.kitago) - Facebook
- ^ a b c “コミュニティFMの可能” (PDF). 札幌大谷大学. 2016年3月5日閲覧。
- ^ “コミュニティ・メディアと地域社会 : 公共的コミュニケーションの視点からの考察 北郷裕美”. 国立国会図書館. 2016年3月5日閲覧。