北諫早村
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きたいさはやむら 北諫早村 | |
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廃止日 | 1923年4月1日 |
廃止理由 |
新設合併 諫早町、北諫早村、諫早村 → 諫早町 |
現在の自治体 | 諫早市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 長崎県 |
郡 | 北高来郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
5,201人 (角川日本地名大辞典42 長崎県、1920年) |
隣接自治体 | 北高来郡諫早町、諫早村、真津山村、本野村、長田村 |
北諫早村役場 | |
所在地 | 長崎県北高来郡北諫早村大字下本明輪内名 |
座標 | 北緯32度50分55秒 東経130度02分50秒 / 北緯32.84861度 東経130.04733度座標: 北緯32度50分55秒 東経130度02分50秒 / 北緯32.84861度 東経130.04733度 |
ウィキプロジェクト |
北諫早村(きたいさはやむら)は、長崎県北高来郡の中部にあった村。1923年(大正12年)に隣接する諫早町および諫早村と合併を行い、改めて発足した諫早町の一部となった。
現在の諫早市諫早地域のうち、中央地区の一部にあたる。
地理
[編集]本明川の中流左岸、五家原岳南麓の台地や本明川の支流域を村域とする。村名は諫早町と諫早村の北に位置することによる。
- 河川:本明川、目代川、富川、湯野尾川、琴川、谷川、綿打川、東川内川、前内川、福田川、中山西川
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、栄田村・下本明村・福田村が合併し北高来郡北諫早村が発足。
- 1894年(明治27年) - 村役場を大字下本明輪内名に新設。
- 1898年(明治31年)11月27日 - 九州鉄道長崎線が延伸され、当村域に諫早駅を設置。
- 1911年(明治44年)8月24日 - 島原鉄道線の諫早駅が開業。
- 1923年(大正12年)4月1日 - 諫早町・諫早村と合併し改めて諫早町が発足し、北諫早村は自治体として消滅。
地名
[編集]名を行政区域とする。また、名の名称に「栄田」「下本明」「福田」の大字を冠する。
- 大字栄田(えいだ)
- 永昌名(えいしょう)
- 本村名[1]
- 大字下本明(しもほんみょう)
- 本明名
- 目代名
- 輪内名(わうち)
- 大字福田
- 福田名[2]
交通
[編集]鉄道
[編集]- 長崎本線[3]
- 諫早駅 - (諫早村)
脚注
[編集]- ^ 資料によっては「栄田名」とする記載も見られる。当地を含む北諫早村の全域は、諫早町となった後の1927年(昭和2年)に大字が廃止され、当名は「栄田名」として正式に改称している。
※参考:長崎縣告示第二百九十九號 町内土地の字名廃止変更の件(北高来郡諫早町) 長崎県公報 昭和2年6月24日付 - ^ 大字のみ設置で名は無しとする資料も見られるが、本項では角川日本地名大辞典の「北諫早村」および「福田名」の記載内容を基に採用した。なお、当名は1927年の大字廃止の際に「福田名」として正式に改称している。
大字廃止と名の改称に関する資料の詳細は大字栄田本村名の脚注を参照。 - ^ 合併し諫早町となった後の1934年(昭和9年)に、長崎本線のうち早岐駅 - 諫早駅間が大村線として分離された。
- ^ 現在の九州旅客鉄道大村線にあたる。
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
- 長崎縣告示第百號 北高来郡諫早3町村合併の件 長崎県公報 大正12年3月12日付