北ドイツ放送
形態 | テレビ・ラジオ放送 |
---|---|
国 |
ドイツ ハンブルク ニーダーザクセン州 シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 メクレンブルク=フォアポンメルン州 |
視聴可能 | 地域・国内・国際 |
開局 |
1924 1956[1] |
公式サイト | www.ndr.de |
北ドイツ放送(きたドイツほうそう、ドイツ語: Norddeutscher Rundfunk, NDR)は、ハンブルクに本部を置くドイツの公共放送局。ARD加盟9局のひとつ。
概要
[編集]第二次世界大戦前の1924年、ハンブルクに「北部放送株式会社(Nordische Rundfunk AG)」が設立され、1932年には「北ドイツ放送有限会社(Norddeutsche Rundfunk GmbH)」と改称された。しかし1934年にナチス政権によって強制的に統合され、「ハンブルク帝国放送局(Reichssender Hamburg)」となった。
大戦終結前の1945年5月、イギリス軍当局が占領地域において「ラジオ・ハンブルク(Radio Hamburg)」の放送を開始した。その後ドイツが正式に降伏し、同年9月に北西ドイツ放送(Nordwestdeutscher Rundfunk, NWDR)として改めて設立された。
NWDRは連合軍軍政期のイギリス占領地区であったハンブルク市・ニーダーザクセン州・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州・ノルトライン=ヴェストファーレン州・西ベルリンを放送地域としていたが、1954年に西ベルリン部分が自由ベルリン放送(SFB、現在のベルリン=ブランデンブルク放送)として、翌年にはノルトライン=ヴェストファーレン州部分が西部ドイツ放送(WDR)として分離し、現在の北ドイツ放送となった。それ以来前述の3州のみを放送地域としていた(ニーダーザクセン州に囲まれたブレーメン州にはラジオ・ブレーメンが存在している)が、東西ドイツ統一後に旧東ドイツ国営放送のメクレンブルク=フォアポンメルン州部分を吸収し、同地域でも放送を開始した。
北ドイツ放送エルプフィルハーモニー交響楽団などのオーケストラ運営も行っている。2011年にはユーロビジョン・ソング・コンテストのホスト放送局を担当した[2]。
ARDのニュース番組である、ターゲスシャウは北ドイツ放送が制作している。
支局等
[編集]ハンブルクの本局の他に、放送エリアの各州内にスタジオや特派員事務所を置いている[3]。また、ARDの海外ネットワークの一部も担っており、ワシントンD.C.・東京・シンガポールなどに拠点を置いている[4]。
ニーダーザクセン州
[編集]詳細は、Der NDR in Niedersachsen(NDR公式サイト)を参照。
- ブラウンシュヴァイク
- ゲッティンゲン
- リューネブルク
- オルデンブルク
- オスナブリュック
- ハノーファー編集チーム(Hannover-Redaktion)
- エムスラント(特派員事務所)
- クックスハーフェン(特派員事務所)
- ヴィルヘルムスハーフェン(特派員事務所)
- フェヒタ(特派員事務所)
- フェルデン (アラー)(特派員事務所)
- ヴェサーベルクラント(特派員事務所)
メクレンブルク=フォアポンメルン州
[編集]詳細は、Studios in Mecklenburg-Vorpommern(NDR公式サイト)を参照。
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州
[編集]詳細は、NDR Studios in Schleswig-Holstein(NDR公式サイト)を参照。
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NDRハノーファー放送局
-
NDRシュヴェリーン放送局
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NDRキールスタジオ
関連項目
[編集]- NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(旧称:北ドイツ放送交響楽団)
- ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
脚注
[編集]- ^ Note: As NDR
- ^ 開催地のデュッセルドルフはWDRの放送地域であるが、NDRはドイツ国内での放送の責務をおこなっている。
- ^ Die Studios im Überblick(NDR公式サイト)
- ^ Auslandsstudios im Porträt(NDR)