北海道文芸賞
表示
北海道文芸賞 (ほっかいどうぶんげいしょう) | |
---|---|
受賞対象 | 小説、エッセイ、ノンフィクション |
国 | 日本 |
主催 | 『月刊クォリティ』 |
初回 | 2014年 |
最新回 | 2018年 |
最新受賞者 | 大嶋岳夫「未明の丘」(小説部門・選考委員特別賞) |
公式サイト | http://www.qualitynet.co.jp/quality/bungei/bungei.html |
北海道文芸賞(ほっかいどうぶんげいしょう)は、かつて開催されていた、日本の文学賞。
概要
[編集]株式会社太陽が発行する雑誌『月刊クォリティ』が主催している[1]。同誌主催の北海道文学賞と北海道ノンフィクション賞を併合して2014年に創設された[1][2][3]。2018年度の作品募集を最後に終了[1]。
小説部門、エッセイ部門、ノンフィクション部門が設けられている[1][注 1]。小説部門では、400字詰め原稿用紙100 - 200枚のものが募集され、時代・歴史小説を除いてジャンルは不問。エッセイ部門では、1編を400字詰め原稿用紙3 - 5枚とし、同じテーマで10編以上まとめたものを1作品として募集され、テーマは自由。ノンフィクション部門では、1編400字詰め原稿用紙30枚以上で、北海道に関連のあるテーマのもののみが募集される[1]。小説、エッセイでは、北海道に関連のあるものが優先受理される[1]。既成作家、新人の別は問われない。募集期間は、前期と後期に分けられており、それぞれに授賞候補作が選ばれ、その中から年間の文芸賞が決定される[1]。賞金は、大賞受賞者に賞金50万円、佳作に賞金10万円が贈られる[1]。
受賞作一覧
[編集]回(年) | 賞 | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|---|
第1回(2014年) | 佳作 | 「音の目撃者」[4] | 人見春男 |
第2回(2015年) | 【小説部門】 | ||
佳作 | 「知床のライラ」[1] | 森ふみあき | |
【エッセイ部門】 | |||
特別賞 | 「赤いホタル」 | をじろう | |
「私たちは福島で元気です」 | 髙﨑礼 | ||
【ノンフィクション部門】 | |||
特別賞 | 「狩勝闘争とその後」 | 岡田義明[5] | |
第3回(2016年) | 【小説部門】 | ||
佳作 | 「リイシリ」 | 悠木龍一 | |
【エッセイ部門】 | |||
特別賞 | 「KUSHIRO マイ・ラブ」 | 佐々木幹雄 | |
【ノンフィクション部門】 | |||
佳作 | 「神々の断崖」 | 室生寺龍介 | |
第4回(2017年) | 【小説部門】 | ||
選考委員特別賞 | 「泣き虫・真理人」 | 笹原覚 | |
第5回(2018年) | 【小説部門】 | ||
選考委員特別賞 | 「未明の丘」 | 大嶋岳夫 | |
【エッセイ部門】 | |||
選考委員特別賞 | 「函館山随想」 | 山崎ひとみ | |
【ノンフィクション部門】 | |||
選考委員特別賞 | 「エベレスト劇場」(受賞辞退) | 河野 啓 |
選考委員
[編集]- 神谷奈保子 (第1回 - )
- 井口民樹 (第1回)
- 川嶋康男 (第2回)