北河原用水
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北河原用水 | |
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延長 | 約12km |
取水元 | 福川(熊谷市上須戸)北緯36度12分06秒 東経139度23分54秒 / 北緯36.201803度 東経139.398387度座標: 北緯36度12分06秒 東経139度23分54秒 / 北緯36.201803度 東経139.398387度 |
合流先 | 埼玉用水路(羽生市上新郷)北緯36度11分08秒 東経139度31分01秒 / 北緯36.185506度 東経139.516969度 |
流域 | 埼玉県熊谷市、行田市、羽生市 |
北河原用水(きたがわらようすい)は、埼玉県熊谷市、行田市、羽生市を流れる農業用水。熊谷市上須戸で福川から取水し、羽生市上新郷で埼玉用水路に合流する。1644年に伊奈忠治により開削された。福川には伊奈忠治の父である伊奈忠次により1604年に開削された備前渠用水が合流している。延長約12km。余水は埼玉用水路の他、見沼代用水、羽生領用水の加用水(補給水)として使われる。見沼代用水土地改良区が管理している[1]。
行田市北河原にある北河原用水元圦[2](座標)より下流が本来の北河原用水であり、現在の元圦(取水口)と北河原用水元圦のあいだは福川の旧流路である。
利根大堰付近(座標)で分水前の見沼代用水、武蔵水路、埼玉用水路と伏越で交差する。
大里用水の排水路として機能している奈良川・さすなべ落と流路を共有している区間がある。
脚注
[編集]- ^ 見沼代用水土地改良区
- ^ 北河原用水元圦は行田市北河原にある水利施設で、福川の旧流路右岸の旧中条堤に設けられている。現在の樋門は1903年(明治36年)に建設されたレンガ造りのもので、埼玉県にあるレンガ造りの樋門のうちでも最大級のものである。