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北林優

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(きたばやし ゆう、1955年9月3日 - 2008年7月3日[1])は、日本小説家推理作家沖縄県生まれ。琉球大学物理学科中退、徳島大学薬学部薬学科卒業[2]

1979年に大学卒業後、沖縄県庁や沖縄県立病院薬剤部に勤務[2][3]。1998年ごろから執筆をはじめ、2000年に第1回角川春樹小説賞佳作に選ばれた「0と1の間」で小説家デビュー[2]。2005年に『鎮静剤』で第7回大藪春彦賞の候補作になる。2008年、癌により執筆が困難となり、警視庁鑑識課シリーズの第4作『八億四千のうたかた(仮題)』の未完成原稿が徳間書店のホームページで公開された。同年7月3日、多臓器不全のため死去。享年52[3][1]

作品リスト

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警視庁鑑識課シリーズ

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  • アブラムスの夜(2002年6月 徳間書店 / 2007年6月 徳間文庫 / 2016年2月 徳間文庫【新装版】)
  • ミッドナイト・ブルー(2003年9月 徳間書店)
  • 鎮静剤(2004年9月 徳間書店)

その他

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  • 0と1の間(2000年2月 ハルキ・ノベルス
  • 殺すに時があり(2000年8月 ハルキ・ノベルス)
  • シュガー・ザ・キッドの兄弟(2006年9月 徳間書店)

映像化作品

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テレビドラマ

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.213
  2. ^ a b c ニュースレター(第2号 平成19年度版) |国立大学法人 徳島大学
  3. ^ a b 人情系から暗黒系まで 警察小説の人気作家をタイプ別に紹介! - 北林優…マニア職種もの 日経トレンディネット
  4. ^ 火曜ドラマ ゴールド

関連項目

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