北條嘉人
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
グランドスラム | ||
金 | 2024 ドゥシャンベ | 81kg級 |
グランプリ | ||
金 | 2024 オディベーラス | 81kg級 |
ワールドユニバーシティゲームズ | ||
金 | 2021 成都 | 81kg級 |
北條 嘉人(ほうじょう よしと、2001年12月9日 - )は、群馬県出身の日本の柔道選手。階級は81kg級。身長165cm。血液型はAB型。組み手は左組み。得意技は裏投げ[1]。
経歴
[編集]柔道は6歳の時に大胡柔道スポーツ少年団で始めた[1]。大胡中学から木更津総合高校へ進んだ[1]。2年の時には全国高校選手権73㎏級の3回戦で敗れるも、団体戦では5位となった[1]。3年の時にはインターハイで3位になった[2]。2020年に日本大学へ進むと、階級を81㎏級に上げた[1]。2年の時に学生体重別の決勝で国士館大学2年の竹市大祐を合技で破るなど、オール一本勝ちして優勝した[3]。3年の時には学生体重別の準決勝で帝京平成大学3年の老野祐平に敗れて3位だった[3]。講道館杯では決勝まで進むも、パーク24の小原拳哉に反則負けを喫して2位だった[4]。4年の時には体重別の準決勝で老野に敗れて3位だった[5]。ワールドユニバーシティゲームズでは、決勝でウズベキスタンの選手に逆転勝ちして優勝した[6][7][8]。また、団体戦でも優勝した[9][10]。講道館杯では決勝で世界ジュニアチャンピオンである東海大学2年の天野開斗に技ありで敗れて2位だった[11]。グランプリ・オディベーラスでは準々決勝で元世界チャンピオンであるアゼルバイジャンのサイード・モラエイを内股、準決勝で世界3位の韓国の李俊奐を技あり、決勝ではヨーロッパチャンピオンのトルコのヴェダト・アルバイラクを裏投で破ってIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[12][13]。2024年4月からはパーク24の所属となった。体重別では初戦で東海大学3年の東郷丈児に反則負けを喫した[14]。5月のグランドスラム・ドゥシャンベでは決勝でオーストリアのワチド・ボルチャシビリを横四方固で破って優勝した[15]。11月の講道館杯では決勝で旭化成の藤原崇太郎に体落で敗れて2位だった[16]。
IJF世界ランキングは700ポイント獲得で65位(24/10/28現在)[17]。
戦績
[編集]- 2019年 - 全国高校選手権 団体戦 5位
- 2019年 - インターハイ 3位
- 2021年 - 学生体重別 優勝
- 2022年 - 学生体重別 3位
- 2022年 - 講道館杯 2位
- 2023年 - ベルギー国際 3位
- 2023年 - 体重別 3位
- 2023年 - ワールドユニバーシティゲームズ 個人戦 優勝 団体戦 優勝
- 2023年 - 体重別団体 3位
- 2023年 - 講道館杯 2位
- 2024年 - グランプリ・オディベーラス 優勝
- 2024年 - グランドスラム・ドゥシャンベ 優勝
- 2024年 - 実業団体 2位
- 2024年 - 講道館杯 2位
(出典[1])
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ^ 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- ^ a b 全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ 全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 柔道の石原、山口ら優勝 夏季ユニバ 時事通信 2023年7月30日
- ^ Japan sets best ever performance at FISU World University Games
- ^ Results Distribution System
- ^ 柔道団体、日本が優勝 夏季ユニバ 時事通信 2023年8月2日
- ^ Double gold for japanese teams at FISU Universiade Chengdu
- ^ 2023年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ 81キロ級の北條嘉人が優勝 グランプリ大会/柔道 サンケイスポーツ 2024年1月28日
- ^ Grand Prix Portugal 2024
- ^ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 柔道 サンケイスポーツ 2024年5月5日
- ^ 2024年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ World ranking list
外部リンク
[編集]- 北條嘉人 - JudoInside.com のプロフィール