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北川内駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北川内駅
旧北川内隧道(2008年2月)
きたかわち
Kita-Kawachi
山内 (3.5 km)
(4.5 km) 黒木
地図
所在地 福岡県八女郡上陽町大字北川内
北緯33度14分11秒 東経130度38分15.6秒 / 北緯33.23639度 東経130.637667度 / 33.23639; 130.637667座標: 北緯33度14分11秒 東経130度38分15.6秒 / 北緯33.23639度 東経130.637667度 / 33.23639; 130.637667
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 矢部線
キロ程 15.2 km(羽犬塚起点)
電報略号 キタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
180人/日(降車客含まず)
-1981年度-
開業年月日 1945年昭和20年)12月26日[1]
廃止年月日 1985年(昭和60年)4月1日[1]
備考
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北川内駅(きたかわちえき)は、かつて福岡県八女郡上陽町大字北川内(現・八女市上陽町北川内)に置かれていた、日本国有鉄道(国鉄)矢部線廃駅)である。

矢部線の開通とともに開業した駅で、上陽町の中心地区の西端部にあり、同町唯一の駅であった。矢部線の廃止に伴い、1985年昭和60年)4月1日に廃駅となった[1]

歴史

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駅構造

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廃止時は、1面1線の単式ホームを有していた。駅舎は無くホーム上に待合所があったが、無人化後は板壁が剥がされるなど荒らされていた[2]

駅周辺

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路線バス開通までは上陽町唯一の交通拠点[2]で、上陽町の中心街だった。現在も市役所支所や銀行の出張所などがある。

  • 上陽町役場(現・八女市役所上陽支所)
  • 上陽町立図書館(現・八女市立図書館上陽分館)
  • 上陽郵便局
  • 北川内公園(北東1.0 km) - 大伴部博麻の碑がある。当駅の駅前広場にも、「大伴部博麻出身の地」と記された標柱が建てられていた。
  • 上陽町立上陽中学校(現・八女市立上陽北汭学園

現状

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駅跡地には、八女市地域福祉センター上陽支所が設置されている。また、当駅の東側で路線は大きく右折し南下した[2]が、旧北川内隧道の入口が残されている。

隣の駅

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日本国有鉄道
矢部線
山内駅 - 北川内駅 - 黒木駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、700頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c d 夕刊フクニチ新聞社・編『福岡駅風土記』 1974年 葦書房 P.160-161
  3. ^ 「西部支社一四駅を民間委託」『交通新聞』交通協力会、1962年4月1日、1面。
  4. ^ “日本国有鉄道公示第53号”. 官報. (1971年2月18日) 
  5. ^ 「通報 ●鹿児島本線西牟田駅ほか3駅、矢部線上妻駅ほか2駅、湯前線肥後西村駅ほか1駅及び高森線長陽駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月18日、4面。

参考文献

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  • 『国鉄全線各駅停車10 九州720駅』(小学館、1983年)

関連項目

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