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北川一雄 (経済学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

北川 一雄(きたが わかずお、1909年 - 1983年)は、日本経済学者。元名古屋大学経済学部長。従三位

人物・経歴

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岐阜県生まれ[1]。岐阜商業学校(現岐阜県立岐阜商業高等学校)を経て[2]、1932年名古屋高等商業学校(現名古屋大学経済学部)卒業[3]山田勇一橋大学名誉教授とともに名古屋高商が産んだ逸材の双璧とされた[4]

1948年名古屋大学法経学部助教授兼名古屋経済専門学校教授、十級五号俸[5]。1950年名古屋大学経済学部教授、文部教官一級[6]。1953年東海船員地方労働委員会委員[7]。1954年神戸大学より経済学博士の学位を取得[8]。1963年名古屋大学経済学部長[9]

1974年に退官後[10]名古屋学院大学教授[11]従六位から、1983年に正四位勲三等旭日中綬章追贈とともに[12]、特旨を以て位一級追陞せられ従三位に叙せられた[13]

著作

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著書

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  • 『国際貿易理論の研究 : 国際分業効果の静態分析とその限界』有斐閣 1948年
  • 『貿易英語通信文』日本英語教育協会 1948年
  • 『経済発展と外国貿易 : 国際経済動態理論の研究』有斐閣 1953年

編書

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  • 『News and reviews from the economist』平野書店 1937年
  • 『Reports and reviews from the economist』平野書店 1938年

訳書

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監訳

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脚注

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  1. ^ 現代経済学入門 下 (河出新書) 河出書房, 1955
  2. ^ 名古屋高等商業学校其湛会会員名簿
  3. ^ 経済学新大系 第8巻 河出書房, 1952
  4. ^ 木全秀雄 著 『大学めぐり : 商業・経済を講ずる人々』同文館, 1955
  5. ^ 官報昭和23年本紙第6519号 34頁
  6. ^ 官報昭和25年本紙第7046号 121頁
  7. ^ 官報昭和28年本紙第7830号 232頁
  8. ^ 国際経済動態理論の研究 北川, 一雄, 1909-1983 キタガワ, カズオ
  9. ^ 官報昭和38年本紙第11049号 21頁
  10. ^ 名古屋大学経済学部内北川一雄教授退官記念号刊行委員会
  11. ^ 名古屋商科大学論集 20(2) 名古屋商科大学論集編集委員会 編 (名古屋商科大学商学会, 1976-01)
  12. ^ 官報昭和58年本紙第17013号 13頁
  13. ^ 官報昭和58年本紙第17014号 14頁
先代
塩野谷九十九
名古屋大学経済学部長
1963年 - 1965年
次代
塩野谷九十九