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北岡正見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

北岡 正見(きたおか まさみ、1903年1月29日[1] - 1979年1月13日[2])は、日本医学者病理学者、ウイルス学者。

略歴

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富山出身。旧制第四高等学校を経て、1927年(昭和2年)東京帝国大学医学部卒業。同大第三内科入局。同大伝染病研究所入所。1941年(昭和16年)同大助教授。1947年(昭和22年)国立予防衛生研究所リケッチア・ウイルス部、1952年(昭和27年)部長。1970年(昭和45年)予研副所長、1973年(昭和48年)退官[3]

1934年2月東京帝国大学医学博士。論文の題は「病原性並に非病原性スピロヘータに関する研究」[4]

妻・安慰子は高田商会社長・高田釜吉の長女[1]。孫は女優の髙田万由子、孫婿(高田の夫)はヴァイオリニストの葉加瀬太郎

主な研究

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  • 日本脳炎の伝染経路と予防の研究[3]
  • ポリオ生ワクチンの開発[3]
  • ツツガムシ病、レプトスピラ症の疫学研究[3]

受賞

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  • 1948年 - 浅川賞[3]

出典

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  1. ^ a b 『人事興信録 第25版 上』人事興信所、1969年、き89頁。
  2. ^ 『昭和物故人名録 : 昭和元年~54年』日外アソシエーツ、1983年、p.164。
  3. ^ a b c d e 『日本現代医学人名辞典』、医学書院、泉孝英・編
  4. ^ 病原性並に非病原性スピロヘータに関する研究 北岡正見(東京帝国大学)、学位授与年月日:1934-02-20、CiNii 博士論文