勝手に来やがれ
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『勝手に来やがれ』 | |
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セックス・ピストルズ の ライブ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1996年6月23日 ロンドン フィンズベリー・パーク[1] |
ジャンル | パンク・ロック |
時間 | |
レーベル | ヴァージン・レコード |
プロデュース | クリス・トーマス |
専門評論家によるレビュー | |
チャート最高順位 | |
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『勝手に来やがれ』(原題:Filthy Lucre Live)は、イギリスのパンク・ロック・バンド、セックス・ピストルズが1996年に録音・発表したライブ・アルバム。オリジナル・メンバーによる再結成ツアーのうち、1996年6月23日にロンドンのフィンズベリー・パークで行われた公演を収録している。
背景
[編集]再結成したセックス・ピストルズは、1996年6月21日にフィンランドで開催された「Messila Festival」に参加し、1978年以来となるライブを行った[1]。そして、2日後に行われたロンドン公演の録音はBBCにより放送され、本作にも収録された[1]。7月15日には本作に先行して「プリティ・ヴェイカント」のライブ音源がシングルとしてリリースされている。同シングルのカップリング曲は、本作の日本盤CDにボーナス・トラックとして収録された。
反響
[編集]本作は2週にわたって全英アルバムチャート入りし、最高26位に達した[3]。また、日本のオリコンチャートでは4週チャート圏内に入り、24位に達している[2]。
アメリカでは総合チャートのBillboard 200には入っていないが、『ビルボード』のトップ・ヒートシーカーズでは17位に達した[4]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はジョニー・ロットン、スティーヴ・ジョーンズ、グレン・マトロック、ポール・クックの共作。
- ボディーズ - "Bodies" (Johnny Rotten, Steve Jones, Sid Vicious, Paul Cook) - 3:35
- セヴンティーン - "Seventeen" - 2:31
- ニューヨーク - "New York" - 3:26
- 分かってたまるか - "No Feelings" - 2:59
- ディド・ユー・ノー・ロング - "Did You No Wrong" - 3:41
- ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン - "God Save the Queen" - 3:23
- ライアー - "Liar" - 2:43
- サテライト - "Satellite" - 4:07
- (アイム・ノット・ユア)ステッピング・ストーン - "(I'm Not Your) Steppin' Stone" (Tommy Boyce, Bobby Hart) - 2:53
- さらばベルリンの陽 - "Holidays in the Sun" (J. Rotten, S. Jones, S. Vicious, P. Cook) - 3:29
- サブミッション - "Submission" - 4:42
- プリティ・ヴェイカント - "Pretty Vacant" - 3:33
- 拝啓EMI殿 - "EMI" - 4:16
- アナーキー・イン・ザ・U.K. - "Anarchy in the U.K." - 3:32
- 怒りの日 - "Problems" - 4:35
日本盤ボーナス・トラック
[編集]2008年発売の紙ジャケットCD(VJCP-68880)では16.と17.のみ収録[5]。
- バディーズ - "Buddies" (J. Rotten, S. Jones, S. Vicious, P. Cook) - 3:31
- ノー・ファン - "No Fun" (The Stooges) - 7:10
- 怒りの日(スペディング・デモ) - "Problems (Spedding Demo)" - 3:36
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d God Save The Sex Pistols - Day By Day: 1996
- ^ a b ORICON STYLE
- ^ a b SEX PISTOLS | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
- ^ “Sex Pistols - Awards”. AllMusic. 2016年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月11日閲覧。
- ^ Filthy Lucre Live (CD, Album) at Discogs - 2008年盤の情報