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勝川春童

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

勝川 春童(かつかわ しゅんどう、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

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勝川春章の門人。本姓は林、名は春道。画姓に勝、勝川を称し、祥用、蘭徳斎、春童、のちに春道と号す。春章門人の中では最古参で、はじめは春章の師である宮川春水の門人であったといわている。作画期は安永から寛政の頃にかけてで春章風の細判役者絵を描き、黄表紙などの版本の挿絵、武者絵絵暦なども手掛けている。

作品

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  • 『管巻』 噺本 糟喰人月風作 ※安永6年刊行
  • 鞍馬天狗三略巻』 黄表紙 宮村杏李作 ※天明4年(1784年)
  • 『亀子出世』 黄表紙 ※天明8年
  • 『会本見男女沙目』 ※国際日本文化研究センター所蔵
  • 「二代目市川八百蔵の死絵」 細判錦絵 チェスター・ビーティ図書館所蔵 ※安永6年(1777年)
  • 「九代目市村羽左衛門」 細判錦絵 大英博物館所蔵 ※安永 - 天明初期
  • 「船宿ささや前の二世中村五郎と三世大谷広次」 細判2枚続錦絵 ※安永4年 
  • 「二世中村五郎」 細判錦絵 ※安永頃
  • 「三世瀬川菊之丞」 細判錦絵 ※同上
  • 「五世市川団十郎」 細判錦絵 ※同上
  • 「上杉謙信と一七将の図」 大判錦絵 ※寛政頃
  • 「内裏雛」 大判錦絵2枚続 

参考文献

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