勝川春章 (2代目)
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二代目 勝川春章(にだいめ かつかわ しゅんしょう、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
[編集]勝川春英の門人。はじめ松井春幸と称した。春英の門人となって勝宮川、勝川の画姓を称し、旭松井と号す。作画期は文化から天保の頃にかけてで、武者絵のほかに役者絵も描いたという。武者絵の作で大判3枚続「源頼光鬼童丸ヲ退治之図」があり、これは「春幸」と落款している。天保3年(1832年)刊行の狂歌本『衣食住狂歌集』の挿絵には「春幸改メ旭松井春章」とあり、この時期から春章を名乗ったと見られる。
参考文献
[編集]- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※55頁